トヨタ新型「カローラ」発売! 精悍さアップの「スポーツ」仕様も!? デビューから約“60年”「ずっと人気」維持し続ける秘密とは
日本ユーザーの「欲しい」が揃った欲張りな1台だ
着座位置はセダン、ワゴンモデルのツーリング共に比較的低めにレイアウトされていますが、クッションの当たりは優しく、身体に馴染みやすいもので、身体を預けてリラックスできそうです。
後席には大人がしっかり座れる空間を与えながらも、広く使える荷室が備わっているのもカローラの強み。セダンの場合、ハイブリッド仕様で専用ユニットを搭載しているケースでも、FF車であれば後席に乗員が座った状態で9.5インチのゴルフバッグを3つ搭載することが可能。
さらに、W×Bグレードには後席の背もたれを6:4の分割式で可倒できる機構が標準装備されるため、荷室高を確保しにくいセダンでありながら、長尺物を搭載することもできます。
一方で、ワゴンモデルのツーリングの場合、レジャーやビジネス用途で活躍する機能的な荷室が備わっています。
後席に乗員が座った状態で930mmもの奥行き、荷室の最大幅は1464mmを確保しているほか、6:4でアレンジできる後席の背もたれを倒せば、ほぼフラットな広い荷室フロアが出現し、最大で1953mmの奥行きを確保することができます。
また、ツーリングのラゲッジに設定されたリバーシブルデッキボードは裏面が樹脂製のパネルになっているため、水や土で濡れた荷物やペットのケージなどを載せた後に、ウエスで手軽にお掃除できるのも使い勝手の良さのひとつです。
※ ※ ※
街乗りからレジャーまで、日本のクルマをとりまく環境で扱いやすいサイズ感、開放的な視界とリラックスできる居住スペース、車格のわりに荷物を沢山積める荷室空間。
さらに、現代のクルマに求められる安全性やスマホとの連携機能など、まさに、その時代と向き合う「日本のユーザーが欲しい価値」を欲張りに採り入れたクルマづくりが、カローラが今なお支持され続けている理由なのでしょう。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。