「200km以上」もSA/PAが無い! 高速道路の「空白区間」に要注意! トイレ休憩も困る「一番距離が空いた場所」はどこ?
高速道路に設置されたSA/PAは給油やトイレ休憩などに便利な施設ですが、200km以上もSA/PAが存在しない「空白区間」も存在します。一体どこなのでしょうか。
「200km以上」もSA/PAがない区間がある!
高速道路上のSA/PAは基本的に、SAは約50km間隔、PAは15km間隔(ただし北海道エリアは25km)を目安に設置されています。
すべてのSA/PAがこの間隔どおりに設置されていれば、クルマへの給油やトイレ休憩の予定を立てるのも難しくありません。
しかし、中には200km以上もSA/PAが存在しない「空白区間」も存在するので、注意が必要です。

最も長い空白区間があるのが「三陸沿岸道路」です。
ここは仙台と八戸をつなぐ全長359km(333kmが無料区間)の高速道路なのですが、なんとSAがひとつも設置されていません。
トイレのあるPAも「本吉PA」と「矢本PA」の2つだけ。大谷海岸ICより北側の約250kmの区間は恐ろしいことにトイレは無く、ICを下りて道の駅に寄るしかありません。
トイレを設置していないのは、いろんな場所に立ち寄ってもらい地域活性化を図るのが目的だといわれていますが、ここまでトイレがないと知らない人は困惑することも考えられます。
また、東九州自動車道の「川南PA」から「佐伯弥生PA」の間も100km以上トイレのない区間です。
三陸沿岸道路と同じく途中が無料区間になっている道路で、なんと115kmにわたりSAやPAといった休憩スポットがありません。
ここも三陸沿岸道路同様に、休憩するには途中のICで下りて、道の駅などを利用しましょう。
じつはこれでもまだ緩和された方で、2019年に佐伯弥生PAが設置される以前は150kmも休憩スポットが無い区間でした。
大分県と宮崎県をつなぐ重要な道路ですが、走行する際には注意が必要です。
















































