「ヤバい!」ドライブ中に「尿意」!? まさかの“緊急事態”を少しでも「先延ばし」にするウラ技とは
高速道路でしばしば発生する「合流渋滞」も、スムーズな合流さえできれば解消も可能だといいます。解決方法となる「ファスナー合流」の利点と、普及が進まない理由について紹介します。
避けては通れない高速道路の「渋滞」に備えておくこととは
GWなどの長期休暇にクルマで行楽地へと向かうとき、避けられないのが高速道路の渋滞です。
時間がかかるのは仕方のないことだとしても、なかなか進まない状況にはイライラしますし、何より退屈。そしてもっとも困るのが…そう「トイレ」です。
渋滞を覚悟しなければならないとき、食料や飲み物、同乗者(特にお子さん)の退屈しのぎなどは、事前に対策することができますが、「トイレ」だけは、完璧に対策することが難しく、悩ましいところです。
携帯トイレといった商品もありますが、普段から車載している方は少ないのではないでしょうか。
ただ、急に「トイレに行きたい!」となっても、渋滞中の高速道路上ではなす術はなく、その状況で出来る最善策は、尿意をごまかすことだけ。
泌尿器科の医師によると、尿意をごまかすテクニックは「肛門と尿道をキュッと締めて緩める」というのを繰り返すといいます。これは「会陰排尿筋抑制反射」を利用したものだそうで、こうすることで膀胱の異常収縮が抑えられるといいます。
また、「トイレに行きたい」ということを「忘れてしまう」ことも効果的だそう。「トイレに行きたい…トイレに行きたい…」と考えれば考えるほどよくないそうで、音楽をかけて歌う、会話を楽しむ、他の考え事をするなど、安全運転に努めながら、尿意から上手く気を逸らすことも効果があるようです。
また前出の医師によると、トイレを我慢するポーズとして、前かがみになるのは「逆効果」とのこと。前かがみになることで膀胱が圧迫されるので、身体は起こして、膀胱をなるべく圧迫させない姿勢がいいそうです。
さらに、カフェインを含む飲み物やアルコールのほか、オレンジジュースなどの酸味の強い飲み物は控えたほうが良いようです。膀胱を刺激してしまうため、トイレが近くなる原因となってしまうのです。
また足元の冷えも、急な尿意を誘うことがあるそうなので、渋滞中はできるだけ身体を冷やさないようにしておくことも大切です。
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ただし、「もう、ダメ…」というまさかの事態に備えて、携帯トイレを常備しておくことも大事です。
同乗者がいる時や場所によっては、使用はかなりはばかられますが、臨界点を突破してしまうよりはましです。
価格はひとつあたり100円から300円程度より用意されており、吸水量は500ccから600ccの商品が多くあります。
ちなみに前を隠すための「エプロン付き」の商品、香りつきや消臭効果があるもの、男女兼用、女性用など、様々な種類があります。
携帯トイレを使うこと自体「超」がつくほどの緊急事態ですが、もっとも最悪の事態をさけるため、これらを常備しておくことも必要かもしれません。
そしてなにより、ドライブの際には事前の計画をしっかり立てて、当日もこまめに休憩をとることが、緊急事態を避けるためもっとも重要だということは言うまでもありません。
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