トヨタが「“超凄い”ハチロク」実車公開! 6速MT搭載の“超静音”モデル! 斬新2シーター化も実施の「新型ハチロク」登場
トヨタは、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催の自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」にブースを出展。この中に、「AE86 BEV Concept」がありましたが、どのようなモデルなのでしょうか。
超スゴイ“ハチロク”登場
トヨタは、2024年4月12日から14日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催の自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」(オートモビルカウンシル2024)に出展。
同社のブースでは、架空の研究所「トヨタ クルマ文化研究所」として、トヨタ内での様々なヘリテージに関する取り組みと、そこにかける熱い思いを表現したといいます。
そんなブースの中に、「AE86 BEV Concept」がありました。
AE86 BEV Conceptは、「AE86(ハチロク)」という愛称で親しまれるトヨタ「カローラレビン」のBEV(バッテリーEV)モデル。2023年に行われた「東京オートサロン2023」で公開されました。
カローラレビンといえば、1983年5月に発売された5代目「カローラ」のうち、FR(後輪駆動)のクーペ・ハッチバックモデル。ハンドリングに優れた軽量でコンパクトなボディに、スポーティグレードには高出力・高回転型の1.6リッター直列4気筒DOHCエンジン「4A-GE型」を搭載していました。
そんなカローラレビンをベースにBEVに改造されたAE86 BEV Conceptは、LEXUSで培ってきた電動化技術を活用。
AE86のボディや車重の軽さ、前後の重量バランスは極力維持しつつも、バッテリーEVの特徴である高い駆動力やマニュアルトランスミッションの採用により、従来以上の走りの楽しさを感じられるモデルとなっているといいます。
また、「タンドラHEV」用のモーターや「プリウスPHEV」用のバッテリーなどを使用しており、既販車の電動化技術を最大限生かされています。
具体的なパワーユニットは最大出力95kW(約129馬力)・最大トルク150Nmを発揮するモーター。これに、現行モデルとなる2ドアスポーツカー「GR86」から流用された6速MTを組み合わせています。
エクステリアは、フロントリップスポイラーやサイドステップ、ローダウンサスペンション、ワタナベ製アルミホイールが備わっており、カローラレビン全盛期のトレンドを反映したカスタムを実施しています。
また、グリーンの「EV」のデカールをドア下部に施すほか、頭文字Dで登場するトレノに貼られた「藤原とうふ店(自家用)」をオマージュした「電気じどうしゃ(実験用)」のデカールが配されます。
インテリアは、ナルディのステアリングやBRIDE製バケットシートを装備、フロアカーペットの撤去やロールバーの装着、乗車定員を2名に変更するなど、外装同様、当時の定番カスタムが施されました。
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前述の通り、2023年のオートサロンで世界初公開となったAE86 BEV Conceptですが、その後も開発が継続され、進化を続けることで出力およびトルクが向上したほか、2024年1月の「東京オートサロン2024」では再び展示され話題となりました。
また、トヨタのサブスクサービスを展開するKINTOで、旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」の特選旧車レンタカーとして、一般ユーザーが体感できる企画も実施されています。
オートモビルカウンシル2024の会場でも注目を集めたAE86 BEV Concept、同車のほか会場には「MR2 スーパーチャージャー」や「トヨペット クラウン RS」も展示されていました。
イニDのハチロクはレビンじゃない、トレノだよ。
クルマのニュースで、この間違いは恥ずかしいよ。
この度はご指摘ありがとうございます。修正いたしました。