ダイハツの「2人乗り軽オープン」販売再開! どんな人が買う? 全長4m以下の“小さな”スポーツカー!? 異色な存在の「コペン」とは

2024年4月15日からダイハツは、国土交通省が「立会試験などの結果、道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたことから、タフト・コペンの出荷停止の指示を解除する」との公表したことを受け、「コペン」の生産・出荷を再開しました。ではコペンは元々どのようなユーザーが興味を示すモデルだったのでしょうか。

いまや唯一の「軽オープンスポーツ」とは

 ダイハツ「コペン」は現在、数少ない軽自動車オープンスポーツです。
 
 なおコペンはダイハツのみですが、GR SPORT仕様はダイハツ・トヨタで買うことが出来ますが、どのようなユーザーが興味を示しているのでしょうか。

唯一の「軽オープンスポーツ」 どんな人が買う?
唯一の「軽オープンスポーツ」 どんな人が買う?

 初代モデルは2002年6月19日に登場。現行となる2代目モデルは2014年6月19日に登場しました。

 現行モデルは、様々な仕様として「Robe」、「XPLAY」、「Cero」、「GR SPORT」をラインナップ。

 このなかでGR SPORTは、コペン第4のモデルとして登場。アンダーボディに補強材の追加や形状変更を施したことでボディ剛性を一層高めたほか、ボディのねじれを抑制し、安定感のあるフラットな乗り心地を実現するなどTOYOTA GAZOO Racingのノウハウが盛り込まれたモデルです。

 なお同じモデルとして、トヨタ・ダイハツで購入出来ることが話題となりました。

 また2022年には初代発売から20年となる節目だったこともあり、20周年特別仕様も登場しています。

 そんなコペンですが、2023年12月20日に一連の不正に関する第三者委員会による調査報告書を公表。これを受け、同日からの出荷を一旦停止していました。

 2024年3月29日には国土交通省が「立会試験などの結果、道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたことから、タフト・コペンの出荷停止の指示を解除する」との公表。

 これに対してダイハツは「4月15日から出荷を、5月7日から生産を再開する」とアナウンスしています。

 そんな状況下のコペンですが、どのようなユーザーが興味を示しているのでしょうか。

 とあるダイハツ販売店は次のように話しています。

「コペンは元々、走ること、運転することが好きなお客様から支持されていました。

 色々と停止していた際でも『コペンの再開を待っている』というお声を頂いていました。

 現在は、出荷再開という状況で、5月7日から生産も再開します。今後はお待たせしているお客様や、新規で興味を示しているお客様にご連絡していく感じとなります」

 別のダイハツ販売店は次のように話しています。

「ホンダ『S660』の生産終了以降、軽自動車規格の2シーターオープンはコペンのみでした。

 そのためこの手のモデルを検討される人からの問合せがメインです。

 若い人からの問合せもありますが、中年の男性からの問合せが多い印象です」

 またGR SPORTを扱うGRガレージでは次のように話しています。

「GRのラインナップでは最も小さく唯一のオープンモデルです。

 そのため手軽にオープンエアなドライブを楽しみたい人などが検討されています。

 現在もそれほど多くはないですが、問合せは頂いております」

※ ※ ※

 なおコペンの価格は、「Robe」「XPLAY」の188万8700円から「GR SPORT」の243万7200円です。

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