スズキ新型「スポーティハッチバック」なぜ人気? 7年ぶりの全面刷新で「5速MT」も設定! 「新型スイフト」どんな人が買うのか
スズキは2023年12月に新型「スイフト」を発売しました。発売後より好調のようですが、一体どのようなところが支持されているのでしょうか。
新型登場間もない「スイフト」 人気の理由とは
2023年12月にスズキのコンパクトカー 新型「スイフト」が発売されました。早々に注文したユーザーのなかにはすでに納車された人もいるようで、徐々に見かけることも増えています。
今回のモデルチェンジで通算5代目(グローバルでは4代目)となったスイフトですが、歴代モデルでは根強い人気があると言います。どのようなところが支持されているのでしょうか。
スイフトは2004年に登場した世界戦略車で、世界累計900万台を販売した中核モデルのひとつです。
コンパクトハッチバックと呼ばれるベーシックなカテゴリーに属すモデルで、トヨタ「ヤリス」やマツダ「MAZDA2」など、競合車種の多いカテゴリーです。
7年ぶりの全面刷新を果たした新型ではスイフトらしいフォルムや走行性能はそのままに、デザインのリフレッシュや先進の運転支援装備などを刷新しました。
ラインナップでは、1.2リッターガソリンエンジン搭載モデルの「XG」のほか、マイルドハイブリッド車の「HYBRID MX」「HYBRID MZ」という3グレード展開となっています。
そんな新型スイフトですが、発売後からは好調な売れ行きを記録しており、2024年1月は前年同月比で161%となる3164台、2月も134%となる3078台を販売しています。
では、新型スイフトはどのようなユーザーが購入しているのでしょうか。中国地方のスズキ販売店スタッフはこのように話します。
「スイフトは一定の人気があるクルマで、他のクルマと比べて指名買いや同じ車種の乗り換えが多い印象です。
今回も発売直後に新型スイフトをご購入いただいたお客様は、先代スイフトからの乗り換えでした」
ライバルの多い中、スイフトが支持される理由としては、物価高騰の影響を受けて先代モデルより30万円ほど値上がりしたものの、グレードによっては新車価格が200万円を切るモデルもあるなどリーズナブルな価格を維持していることが挙げられます。
これに加え、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた「デュアルセンサーブレーキサポートII」や、ドライバーの顔情報を認識して居眠り・脇見などを検知し注意喚起する「ドライバーモニタリングシステム」など、充実した安全装備が選択できることも特徴です。
また、スイフトは近年ではめずらしくなってきたMT仕様がある点もポイントで、新型スイフトでもHYBRID MXにMT仕様が設定されており、スズキでは国内で初めてMT車にマイルドハイブリッドを採用しています。
では、実際の納期はどれくらいなのでしょうか。先出のスタッフは3月初頭の時点で以下のように説明しています。
「現在、新型スイフトは納期がやや長めになっており、発売から2日目に受注したものが2月の終わりに納車できましたが、現在はもう少しかかる見込みため、納期は2ヶ月程度とご案内しています」
発売後間もないということもあり、納期はやや長期化している傾向にあることから、新型スイフトを気になっている場合は早めに問い合わせたほうがよいでしょう。
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