ホンダ「新型軽バン」発売へ 斬新「前後2人乗り」どんな人買う? 趣味&仕事に最適な新N-VAN、今春登場
2024年春にホンダ新型「N-VAN e:」が登場します。まもなくの発売を控えるなかでユーザーからはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
N-VANの新たなモデル
ホンダから2024年春に新型「N-VAN e:」が発売されます。
元々人気モデルであったN-VANの新たなモデルということもあり、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
ベースとなるN-VANは、2018年にホンダの軽自動車「Nシリーズ」の商用バンとして誕生しました。
そのN-VANの派生モデルとなるN-VAN e:に関しては、大まかなグレードや機能などが先行特設サイトで公開されています。
それによればグレードはスタンダードの「e:L4」、仕事やレジャーに適した「e:FUN」、助手席を無くし前後2席となる「e:L2」の3つをラインアップ。
e:FUNでは様々なカラーリングが用意されていて、好みに合わせた見た目を選ぶことが出来ます。またe:L2はHonda ONという新車オンラインストア限定タイプのモデルとなっています。
見た目はフロントマスクがN-VANから少し改良されており、フロントグリルなどに廃棄バンパーをリサイクルした素材が使用されるなどの環境にも配慮。
パッケージはN-VANベースのためセンターピラーレスによる大開口やバッテリーを薄型化し低床大空間を実現。他にも助手席をN-VANと同じように格納することが可能になっていて、格納後の荷室長は2645mmになります。
N-VAN e:のモーターの最高出力は47kwの64馬力となっています。また、航続可能距離はWMTCモードで210km以上を目標として開発されているようです。
充電は6.0kwの普通充電器で約5時間になりますが、50kwの急速充電では約30分で80%になります。
給電機能では、AC車外給電用コネクターのHonda Power Supply Connectorを使用すれば、合計1500Wまでの電化製品を使用することが可能になります。
また、ホンダコネクトにも対応しているので、専用アプリを使用すれば、お出かけ前タイマー設定や充電待機時間設定など様々な機能がスマホからリモートで操作する事が可能です。
そんなN-VAN e:ですが、実際に販売店にはどのようなユーザーの声が届いているのでしょうか。
関東圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。
「お問い合わせはちらほらと頂いております。中でも法人のお客様が多い印象です。
『社内にはいくつか軽商用バンがあるけど環境のことを意識したらこのN-VAN e:が良いよね』などの環境面に配慮されているお言葉を多く頂きます。
またe:L2は、主に配送業のお客様からの問合せがあります。また以前には車中泊特化の仕様を検討されている個人のお客様もおりました。
ただ個人でお求めになられる人の数は現状多いとは言い難く、法人様からのお求めの声を多く頂きます。
実際に走行されてみてから個人様でもお声を頂くようになるかもしれません」
さらに、関西圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。
「N-VAN e:の登場が近くなるにつれてお問い合わせを頂くようになっております。
プライベートでの購入を検討されておられる人よりも、法人様からお問い合わせを頂く事が多い印象です。
『EV化は新時代の象徴とも言えるから、ウチも挑戦している姿勢を見せる為にもこの際購入してみようかな』などのお言葉を頂きます。
個人での購入を検討されておられるお客様もいらっしゃいますが、『充電施設を作る所からって考えると悩む』などのお言葉も頂きます」
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現在、販売店ではN-VAN e:のオーダーは受け付けているようで、価格は200万円台後半から。納車時期はオーダーから2、3か月後となっているようです。
画像を見ようとすると、すぐに別のものが出てイラっとするんですけど?