トヨタ新型「すごいヤリス」発売! 845万円の“超高額モデル”に驚きの声!? カッコ良すぎる「GRヤリス」の反響は?

トヨタ新型「GRヤリス」が発売されます。大きく進化した新型GRヤリスについて、どのような反響があるのでしょうか。

「GRヤリス」が超進化! どんなモデル?

 TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、新型「GRヤリス」を2024年4月8日発売する予定です。
 
 GRヤリスは2020年9月に発売された3ドアハッチバックのスポーツカーです。「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を通して生まれたモデルで、TGRのクルマづくりの象徴として展開されています。

進化した新型「GRヤリス」発売
進化した新型「GRヤリス」発売

 今回登場する新型GRヤリスでは、幅広いドライバーがスポーツ走行を楽しめ、レースでMTと同等に戦えるATを目指して開発した8速ATの「GAZOO Racing Direct Automatic Transmission(GR-DAT)」を追加設定しました。

 さらに、スーパー耐久シリーズ参戦車などをモチーフに、操作パネル・ディスプレイをドライバー側へ15度傾けて設置したほか、ハーネスで体をシートに固定した状態でも使いやすいスイッチ配置とするなど、ドライビングポジションを見直すとともに視認性と操作性を向上させています。

 エクステリアは、フロントロアグリルに薄型・軽量化と強度を両立するスチールメッシュ、バンパーロアサイドに分割構造を新たに採用。モータースポーツ参戦時に飛び石などによる損傷があった際の復元・交換作業を容易にし、修復費用の低減に繋げるといいます。

 また、サイドロアグリルは開口部の大きい形状に変更し冷却性能を確保し、バンパーサイドにアウトレットを設けることで、サブラジエーターおよびATFクーラーの熱を効果的に排出する構造としました。

 リアは、ロアガーニッシュ下端に設けた開口部より床下からの空気を抜くことで、空気抵抗を下げて操縦安定性を向上させるとともにマフラーの熱を排出しています。

 さらにモータースポーツ参戦中の損傷回避と視認性を考慮し、上下のリアランプ類を集約。ハイマウントストップランプとリアスポイラーを分割することで、リアスポイラーのカスタマイズ性を拡張するなどの工夫が施されました。

 シャシは、ボディとショックアブソーバーを締結するボルトの本数を1本から3本に増やし、走行中のアライメント変化を抑制することで、ステアリング操作に対する車両挙動の応答性を高めて操縦安定性を向上させました。

 従来モデルから1.6リッター3気筒を搭載することに変更はありませんが、エンジン出力を272馬力から304馬力へ、トルクを370Nmから400Nmへ向上させています。

 また、冷却性能を高める「クーリングパッケージ」の新設定や、DR-DAT、アクセルレスポンスなどのセッティングを変更できる「ドライブモードセレクト」などを標準設定。

 さらに、競技用グレード「RC」は、素早く操作できる「縦引き」タイプのサイドブレーキがオプション設定されました。

 標準グレードの刷新に加えて、TGR World Rally Teamに所属するセバスチャン・オジエ選手とカッレ・ロバンペラ選手が監修した2つの特別仕様車を設定し、抽選受付を開始しました(各100台)。

「オジエ エディション」は新規色の「マットステルスグレー」を、「ロバンペラ エディション」は「三色塗装」をそれぞれ採用。

 各ドライバーの好みに合わせた走りを実現すべく、両特別仕様車専用の四駆制御モードを開発。標準車両の「GRAVEL」「TRACK」と置き換える形で、それぞれ2モードずつの専用制御を設定しています。

 価格(消費税込)は、「RC」が349万円から384万円、「RZ」(ハイパフォーマンス含む)が448万円から533万円、特別仕様車が845万円です。

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 新型GRヤリスの登場について、SNSではさまざまな反響が見受けられます。

「GRヤリス特別仕様車は845万円か…600万円くらいと予想してたけど遥かに上だった」「オジェエディション、ロバンペラエディション845万! GRヤリスここまできたか」と、2台の特別仕様車の価格が高額だったという声があがっています。

 その一方で、「RCグレードの6速MTなら350万切っててコスパすごい」「RZはすごく値上がりしてるけど、RCの6速MTなら19万円の値上がりでしかない」など、エントリーグレードの価格が安くて良心的といったコメントもありました。

 ただし、RCグレードはモータースポーツ参戦用として設定されたもので、機能や装備が限られており、購入を検討する際はしっかりと吟味したほうが良さそうです。

 ほかにも「目玉は8速ATでしょうか。初代NSX(ホンダ)が発売された当時はスポーツカーにオートマなんて軟派な車だと評判もありましたが、技術もかなり進化したし評判も良いですよね」「テンロク(1.6リッターエンジン)でトルク400Nmってのはすごいですね」など、進化したATやエンジンについて関心する投稿も見られました。

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