首都高PAの「辰巳ジャンプ台」今どうなってる? 設置から1年“速度抑制ハンプ”の効果&反響は? 首都高に聞いてみた
ハンプを通過する際の注意点は? 今後の対策はどうなる?
さらに、ドライバーがどの程度の速度でハンプを通過すべきかについて担当者に伺ったところ、次のような回答がありました。
「パーキングエリア内は一般のお客様が歩行する箇所であり、運転者には道路交通法に基づく安全運転義務の観点から、徐行で走行いただくのが適切と考えています」
スピードを落とさずに勢いよくハンプを通過すると車内に大きな衝撃があるほか、車体下部を破損するおそれもあります。
周りの車両や歩行者との事故を防ぐためにも、ゆっくり安全な運転で通過することが大切といえるでしょう。
また、ルーレット族への今後の対策について担当者は次のように話しています。
「警察とも連携してPA閉鎖、速度抑制策、広報・啓発等の対策を引き続き実施してまいります」
※ ※ ※
この速度抑制ハンプに対しては「スピードが出せないと本線に上手く合流できないのでは?」と懸念の声も寄せられていますが、ハンプ通過後200m程度は車線変更を禁止する黄色線が続いており、この間に加速すれば問題なく本線に合流できます。
運転の際は周囲に迷惑をかけない心がけが重要といえるでしょう。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。
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