新型「小さな高級車」初公開! 「丸テーブル+超高級ソファ」の“青内装”が「めちゃオシャレ!」と話題に? 全長4m級で“600万円超え”の「イプシロン」に興味津々
2024年2年14日、ランチアは新型プレミアムコンパクトカー「イプシロン」を発表しました。ランチア初のBEV(バッテリーEV:電気自動車)となる4代目に対し、早くも反響の声が集まっています。
ランチアのWRC(世界ラリー選手権)復活はあるのか!?
イタリアの高級車ブランド「ランチア」は2024年2年14日、新型コンパクトカー「イプシロン」を発表しました。
ブランド初のBEV(バッテリーEV:電気自動車)モデルとなる4代目イプシロンに対し、SNSなどでは早くも反響が寄せられています。
イプシロンは、初代が1994年に登場したランチアのプレミアムコンパクトカーです。
2002年に登場した2代目ともに正規輸入はされませんでしたが、2011年に登場した3代目は、当時正規輸入を担当したフィアットクライスラージャパン(現:ステランティスジャパン)の戦略により、アメ車ブランドを冠した「クライスラー イプシロン」として国内に正規導入しています。
今回登場した新型で4代目。ランチアブランドの新時代を切り開く最初のモデルとして、新たにBEVに生まれ変わりました。
最初に登場するファーストエディションの名称は「ランチア イプシロン エディツィオーネ リミタータ カッシーナ」。
ランチアと、イタリアの高級家具ブランド「カッシーナ」がパートナーシップを結び完成しています。
プレミアムBセグメントに属する5ドアハッチバックのボディサイズは、全長4080mm×全幅1760mm×全高1440mm。
電動モーター出力は最高出力156馬力、最大トルク260Nmを発揮し、航続距離は最大403km(WTLTP複合サイクル)の航続距離を備えています。
新型イプシロンのインテリアは「ランチア リビングルーム」をイメージ。
内装各部にはランチアの伝統を象徴するブルーの上質な生地が採用されており、高級車らしい雰囲気をかもし出します。
多機能なテーブル「タボリーノ」や大型10.25インチディスプレイが備わる点も“リビングルーム”らしいところ。
エクステリアは、往年の名車を感じさせる意匠を取り入れながら、EVらしい未来感も兼ね備えたデザインです。
世界ラリー選手権で活躍したミッドシップスポーツカーのランチャ「ストラトス」をイメージした丸型フルLEDヘッドライトや、円型のリアコンビランプの中には「Y(イプシロン)」をモチーフにした形状が含まれます。
欧州における新型イプシロン「エディツィオーネ リミタータ カッシーナ」の販売価格は、3万9999ユーロ(約651万円)となっています。
ステランティスグループによると、新型イプシロンは2024年上半期よりベルギーとオランダで販売を開始し、その後フランス、スペイン、ドイツへと、今のところ欧州を中心に展開する予定としています。
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そんな新型イプシロンに対し、SNSなどでは多くの意見が集まっています。
なかでも「オシャレな内装がさすが」「シンプルだけど質が高そう」と、小さな高級車としての資質を絶賛するコメントが多く見られました。
また「ランチアらしい上品なコラボ」と、カッシーナとの協業を評価する声も。
いっぽうで“ストラトス”や「デルタ インテグラーレ」など、ランチアといえば過去に世界ラリー選手権(WRC)で大活躍をしたイメージを持つ人も多く「ラリー復活との噂は本当なのか」「まさかイプシロンでWRC参戦!?」など、新生ランチアとモータースポーツを結び付ける意見も見られました。
ステランティスでは「ランチアブランドの復活はここから始まる」としており、更なる展開にも期待がかかります。
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