結婚発表で「大谷フィーバー」再び!? 全国各地にある「大谷バイパス」で道路交通どう変化? 圧巻の「360度大回転」でドライバーの度肝抜く

圧巻の「360度カーブ」がすごい!? ぜひ行ってみたい「大谷道路」とは

●大谷道路(国道249号)

 石川県能登半島の最先端にあたる、珠洲市の国道249号にあるのが、2014年開通の「大谷道路」です。

 景勝地の「白米千枚田」からさらに東へ約20km、日本海側から富山湾側へ抜ける大谷峠をスムーズにするため、約27年に渡る事業を経て完成しました。

 特徴は、ドライバーを圧倒する巨大なループ橋です。半径110mでぐるりと360度旋回し、急な高低差をこれで一気に克服していきます。

2024年元日の能登半島地震でバイパスは各地で損傷し、途中の「大谷トンネル」は内部のコンクリートが崩落するなど、大きな被害を受けており、早期の復旧が期待されます。

●大谷バイパス(国道125号)

 霞ヶ浦の南側、茨城県美浦村と稲敷市にまたがる国道125号で、「大谷バイパス」が整備中です。土浦と佐原を最短距離でむすぶルートで交通量も多いですが、現道は昔ながらの生活道路で、交通安全や渋滞など課題がありました。

 そこでバイパスが西側から整備されてきました。常磐道の桜土浦ICや国道6号土浦バイパスから「阿見美浦バイパス」が2002年に全通。一部をのぞき4車線です。その延長線上にあるのが「大谷(おおや)バイパス」です。

 2018年までに西半分の計960mが開通し、2022年に1110mが延伸開通。全通まであと約500mを残すのみとなっています。

●大谷バイパス(県道長井大江線)

 山形市から北西へ約18km、朝日町の旧大谷村の中心部に「大谷(おおや)バイパス」が通っています。

 開通したのは2012年。旧道は水田を抜ける狭い道路で通行困難のため、中心街を東側に抜ける新ルートが建設されました。延長は1300m、2車線の幅員が確保され、左沢・寒河江方面へ移動しやすくなりました。

【番外】大谷PA(東北自動車道)

 東北道の宇都宮ICの手前にあるのが「大谷PA」。読み方は「おおや」です。人気のメニューは宇都宮名物である「餃子定食」「ホルモン焼き定食」のほか、近くのご当地ラーメンの「佐野ラーメン」も人気となっています。

 宇都宮ICに比べて、宇都宮中心部まで距離的に近い位置にあるため、この大谷PAへスマートICを設置する動きがあります。開通目標は2025年度。現在は用地取得が進められています。

【画像】えっ…!? これが全国にある「大谷道路」「大谷バイパス」です(25枚)

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