ダイハツ「4人乗り“軽トラSUV”」がスゴイ! 「三角テント」&斬新「バスタブ」も標準装備!? もはや「走るコテージ」な「アトレー キャンパーVer.」とは
2025年1月には、毎年恒例のカスタムカーイベント「東京オートサロン」が開催されます。過去にはさまざまなモデルが登場し会場を盛り上げましたが、今回はダイハツが2022年に出展した軽商用車「アトレーデッキバン」のカスタムカーを紹介します。
外観のカスタマイズも手が込んでる!
2025年1月10日から12日までの3日間、世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」が開催されます。今回で43回目となりますが、過去にもさまざまなカスタムモデルが登場し話題を集めました。
そんな出展車両のなかから、2022年の東京オートサロンに参考出品されたダイハツ「アトレーデッキバン キャンパーVer.」について紹介します。
アトレーデッキバンは、2021年12月に17年ぶりに「アトレー」がフルモデルチェンジした際に登場したモデルです。
4人乗りボディの後部がトラックの荷台になった「オープンデッキ」と呼ばれるボディで、車内に入れたくない汚れた荷物も運ぶことができ、仕事にも遊びにも使い勝手の良い用途の幅広さが魅力です。
そしてアトレーデッキバンをベースにカスタマイズした“キャンパーver.”は、思い切り“遊び”の方向に振り切ったカスタムカーです。
最も驚かされたのが、荷物を運ぶための荷台に取り付けた「お風呂」。2022年の東京オートサロンで大いに注目を浴びました。
森の中で湯舟に浸かれるという、なかなかできないアウトドア体験への夢が膨らみます。
オートサロン会場でもこのお風呂は来場者の反響を呼び、中には「排水はどうするの?」と心配する声も。
しかし心配ご無用。お風呂のお湯はきとんと車外に排出できる配管が施されています。
さらに車体の上にはGIWORK製のポップアップテントを装備。お風呂でさっぱりした後は、なんと開放的な車上泊が叶うのです。
コンパクトボディに遊び心がギッシリ詰まった、まさに“秘密基地”のような仕様にワクワク感が止まりません。
そんな“遊び”に全振りした個性的なカスタムカー「アトレーデッキバン キャンパーver.」は、その姿も個性的でした。
ボディはポップなオレンジカラー。フロントバンパー/グリルはオリジナルデザインで、グリル部分にはDマークではなく「DAIHATSU」のエンブレムを採用。ダイハツブランドを強調した顔が個性を主張している印象です。
またヘッドランプやルームマウントLEDバー、リフトアップサスペンションなど、“映えるアウトドア”を演出する装備で外観を装い、SUVテイストに仕上げています。
リアもブラックアウトされた車名エンブレムやD-SPORT製スポーツマフラーカッターが施され、精悍な後ろ姿が目を引いていました。アウトドアシーンでひと際目立つこと必至です。
内装も純正アクセサリーのシートカバーセットやオレンジ色のインテリアパネルセット、オールウェザーマットを採用し、車内時間のラグジュアリー感もアップ。
軽自動車でありながら、コテージで過ごすようなリッチな気分に浸れそうです。
ベースは4WDモデルで、アウトドア用に車高を50ミリアップ、オフロード仕様タイヤのトーヨー「オープンカントリーR/T」とレイズ製15インチアルミホイールを組み合わせ、走りの力強さも期待できます。
コンセプトは「着いたところが私のフィールド、毎日を冒険に変える頼れる相棒」。こんなクルマなら冒険したくなるに違いありません。
オフロード走行を満喫してたどり着いた秘境で、絶景や満天の星空を眺めながらの入浴……そんな極上のキャンプへの夢が広がるカスタムカーです。
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幅広い用途が魅力のアトレーデッキバンを、思い切り“遊び”仕様にカスタムしたキャンパーver.は、お風呂&車上泊という、贅沢かつ個性的なキャンプの提案で、多くのアアウトドア好きの心をくすぐったはずです。
さらに翌2023年の東京オートサロンでは、「動く探検基地」をコンセプトにした「ATRAI WILDRANGER」を披露したダイハツ。
2025年の東京オートサロン2025でははどんな斬新で楽しいカスタムカーを“魅せて”くれるのか、期待が高まります。
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