日本でスズキ新型「ジムニー5ドア」発売! 注文から2か月で納車!? 法規対応済み? 謎サイトの担当者に直撃!
日本で未発売のスズキ「ジムニー5ドア」。日本で並行輸入する業者が現れました。どのような経緯で展開されるのでしょうか。
ついに! スズキ新型「ジムニー5ドア」が買える!
2024年年頭に開催された「東京オートサロン2024」に展示されて、大きな話題を呼んだスズキ「ジムニー5ドア」。
日本への正規導入が未だ不透明な中でのトピックスだったこともあり、ネット上でも大変な話題になりました。
展示された車両は、愛知県にある並行輸入車販売店が独自に輸入したものでしたが、会場で、そして会期後も多くの問い合わせがあったようです。
ただ当時は、日本での登録の見通しはまだ立っておらず、価格も含めて具体的なことは未定という状態になっていました。
ところが2024年2月20日、ネット上にジムニー5ドアの販売を謳ったサイトが突如出現。
なんと、全グレード、全カラーの注文が可能で、しかも395〜435万円という具体的な価格や日本語翻訳されたカタログまで掲載されています。早速、このサイトを運営している企業に取材してみました。
サイトを立ち上げたのは、東京都内にある「グローバルマーケティングバンク」という会社で、ジムニー5ドアの販売を専門とする「ビークル・システム・ソリューションズ(以下V-S-S)」という販売チャネルを立ち上げています。
車両はインドからの輸入で、こちらの業務に関してはインドと太いパイプを持つ外資系企業が行っているといいます。
すでに日本に実車を入れており、現在、予備検査などを行っているのだとか。この車両が一般ユーザーに「X(旧Twitter)」にアップされたことで、ネット上で話題になりました。
V-S-Sの担当者によれば、心配されている保安基準検査などの予備検査は3月中に完了し、ゴールデンウイーク前にはナンバー取得が可能な状態にまでなっているといいます。
また2024年7月から義務化される衝突被害軽減ブレーキ(通称自動ブレーキ)の装着についても、日本での部品の調達が完了しているとのこと。
日本のユーザーへのデリバリーが、いよいよ現実味を帯びています。
ちなみにこの並行輸入車は、全国の並行輸入車販売店などへの業販も決まっており、近いうちに各社から販売される見通しです。
V-S-S担当者によれば、これら多くの車両はカスタムパーツを装着した状態で販売されるようです。
気になる購入後のアフターサービスについては、2年間の保証を付帯。
また、定期的なメインテナンスやトラブル対応が受けられるように、提携の販売店、もしくは認証工場を模索しているとのことでした。
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