トヨタの6人乗り「ネコバス」に大反響! 毛皮風シートと肉球・しっぽ装備で登場へ 新型「APMネコバス」が3月に運行開始

MONET Technologiesが2024年3月16日から運行予定の新型「APMネコバス」について、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

愛知の「ネコバス」運行開始に大反響

 モビリティサービスなどを提供するMONET Technologies(モネ テクノロジーズ、以下MONET)は2024年2月14日、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)の「ジブリパーク」内で新型「APMネコバス」の運行を2024年3月16日から開始すると発表しました。
 
 スタジオジブリの人気作品に登場するキャラクターをオマージュしたキュートなバスの登場ということもあり、SNSなどでは大きな話題となっています。

「APMネコバス」、3月に運行開始(画像:MONET Technologies (C)Studio Ghibli )
「APMネコバス」、3月に運行開始(画像:MONET Technologies (C)Studio Ghibli )

 運行が開始される新型APMネコバスは、トヨタが東京2020大会(東京オリンピック)向けに開発した専用EVモビリティ「APM(Accessible People Mover)」がベースです。

 ボディサイズは全長約3.9m×全幅約1.6m×全高約2mで、3列シートを備え、6人が乗車可能です。最高速度は19km/hとなっています。

 新型APMネコバスは、1988年公開のアニメーション映画「となりのトトロ」で登場した架空のキャラクター“ネコバス”をイメージさせる装飾が車体に施されました。

 茶色のトラ柄を模したデザインや、毛皮風のシート、ルーフ先端に装着されるネズミ型のマーカーランプ風加飾、しっぽ、肉球などを装備していることが特徴です。

 フロントウインドウ上部には、作品同様に行き先を示す方向幕が搭載され、ジブリパークの「ク」の字が反転し、1文字間違えているというディティールまで再現されています。

 リアのナンバープレート(敷地内走行のため架空)も、「長久手」の地名表示のうち「久」の字が反転しているほか、「と 10・6・」と“トトロ”をもじったものを装着するなど、随所に作品のオマージュが取り入れられています。

 SNSなどではこのAPMネコバスについて、さっそくジブリ映画ファンをはじめ多くのユーザーが関心を示しており、多数のコメントが投稿されています。

「待って、超カワイイんだけど」「可愛い〜!!」「トトロのネコバス!」「かわいい!!」など、その独特かつキュートなスタイリングに一目惚れした人が多いようです。

 また、「ジブリパークの『ク』が逆さなのが、またいい味出してる」「ナンバープレートは『と 10-6』=トトロ」「ネズミのマーカーランプ!」「行先表示も『七国山病院』とか出るのかな!」など、作品へのリスペクトとも取れる詳細なディティールに驚く人も。

 さらに「これ乗ってみたい」「大人だけどこれは楽しめそう」と、新たなアトラクションの登場に期待する人や、「公道走る車にもこんなかわいい車があるといいなってよく思う」など、こうしたユニークでかわいいデザインの新型車登場を待ち望むコメントも見られました。

※ ※ ※

 愛・地球博記念公園は2005年に開催された愛知万博(愛・地球博)長久手会場の跡地に開設された公園です。このうちジブリパークは2022年11月に開園しました。

 今回のAPMネコバスの運行開始と同日には、新エリア「魔女の谷」が開園する予定です。

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