房総半島南部が近づく!?「久留里馬来田バイパス」3月全通へ JR久留里線に完全並行 クネクネ道路をショートカット
国道410号「久留里馬来田バイパス」の最後の未開通区間が、2024年3月25日に開通を迎えます。どういったルートなのでしょうか。
最後の未開通区間がいよいよ完成
千葉県は2024年2月9日、君津市内で整備中の国道410号「久留里馬来田バイパス」について、最後の工区が開通すると発表しました。開通日時は3月25日14時です。
久留里馬来田バイパスは、館山道の姉崎袖ヶ浦ICから南下する県道・千葉鴨川線の延長線上で、房総半島内陸部の久留里方面へ伸びる2車線道路です。
全線にわたってJR久留里線と並行し、圏央道の木更津東ICを経由して、久留里駅、上総松丘駅付近まで至ります。最後の未開通区間が、久留里~上総松丘間に相当する3.5km区間でした。
現道は久留里街道の昔ながらの風情が残り、両側に宅地が迫るクネクネで狭隘な道路でした。鴨川方面への短絡路であることからトラックやバスも多く通行し、歩道も最小限しかなく生活空間との混在も課題となっていました。
今回バイパスが全通したことで、1985年の事業着手から約40年、いよいよ館山道・圏央道からJR久留里線を「まるごとカバー」する形で、スムーズなルートが完成することとなります。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。