雪で「ナンバー真っ白!」 全く読めない「ナンバープレート」は違反なの!? 一方で「オービス怖くない説」も…真相とは

雪が降る中でクルマを運転すると、雪が付着してナンバープレートが隠れてしまうことがあります。これは交通取り締まりの対象になるのでしょうか。またオービスに映らなくなるという噂は本当なのでしょうか。

ナンバープレートが「真っ白!」取り締まられる可能性は?

 雪の降る中でクルマを運転すると、視界が悪かったり路面が滑りやすいだけでなく、雪でナンバープレートが「真っ白」になりナンバーが読み取れなくなってしまうことがあります。
 
 このように雪でナンバープレートが隠れてしまった場合、警察による交通取り締まりの対象となる可能性はあるのでしょうか。

ナンバーが「真っ白!」取り締まられるの?
ナンバーが「真っ白!」取り締まられるの?

 雪国と呼ばれる地域に住む人にとっては、冬に雪でナンバープレートが隠れることはさして珍しくない出来事です。

 自動車のナンバープレートの規定について確認すると、道路運送車両法第19条、第73条第1項および第97条の3第2項において、「車両を運転する際にはナンバープレートを見やすいように表示しなければならない」ことが定められています。

 そしてこの“見やすく表示する”ことに反することから、「ナンバープレートにカバーを取り付ける」「フレームやシールなどでナンバーが読み取れないような状態にする」「回転・折り返す」などの行為は禁止されているのです。

 もしも上記の行為や故意にナンバープレートを見えにくくした場合、道路運送車両法第109条の規定により、50万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

 ナンバープレートを隠すという行為は、ひき逃げや当て逃げなどの交通事件にくわえて強盗や殺人といった刑事事件の捜査に支障を及ぼす悪質な行動といえますので、たとえ安易におこなったとしても厳しい罰則が適応されるのです。

 しかし、雪が付着してナンバープレートが隠れてしまう現象は運転者の故意によって発生するものではありませんし、降雪時には多くの車両に見られるもの。

 これは自然現象であるため、「ナンバープレートが隠れても良い」とはいえないものの、雪でナンバープレートが隠れたことのみをもって実際に警察から検挙される確率は限りなく低いと考えられます。

 とはいえ、見えにくい状態のまま走るのは法令上望ましいことではありませんので、警察に止められて指導を受けることはあるかもしれません。

 トラブルを未然に防ぐためにも、休憩やクルマを駐車場に停めた際などのタイミングで、こまめにナンバープレートについた雪をはらい落とすことが望ましいといえるでしょう。

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3件のコメント

  1. 幼稚なコメだ。解りきっている話だ。つまらん。

  2. で、オービスに写るのか写らないのかどっちなんだ?
    詳細な仕様は公開されてないからなんだ?
    わからないならわからないと書け卑怯者

  3. 雪が降る中にナンバーの雪を取っても、直ぐに着きます。全く、雪の中を走行した事の無い人ですね。

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