トヨタが導入計画を明らかにした、新型コンパクトSUV「アーバンクルーザー タイザー」。
　
　2024年4月3日にインドで世界初公開されたあと、南アフリカでも販売される方針が示されています。いったいどんなクルマで、どんな反響が集まっているのでしょうか。

　アーバンクルーザー タイザーは、スズキがインドで生産するコンパクトSUV「フロンクス」の姉妹車です。　

　ボディサイズは、全長3995mm×全幅1765mm×1550mm、ホイールベース2520mm。このようにワイド感を強調したスポーティなスタイルが特徴です。

　エンジンは、1.2リッター仕様が最高出力90ps／最大トルク113Nmを発揮。1リッターターボ仕様は、最高出力100ps／最大トルク147Nmとなっています。さらに1.2リッター車は圧縮天然ガス仕様も設定。最高出力78ps／最大トルク98Nmを発揮します。

　このエンジンに組み合わされるトランスミッションは、1.2リッター仕様は5速MTまたは5速AMT、1リッター仕様は5速MTもしくは6速ATです。

　ボディカラーは、8種類を設定。モノトーンは「ルーセントオレンジ」「カフェホワイト」「エンタイシングシルバー」「ゲーミンググレー」「スポーティンレッド」の5色、ツートーンは「～レッド」「～ホワイト」「～シルバー」にそれぞれ「ミッドナイトブラック」が組み合わされます。

　インフォテインメントや安全運転支援システム、ヘッドアップディスプレイ、さらにはスマートウォッチと連動したキーレスエントリーなど装備は充実しています。

　ちなみに、インドでの販売価格は77万3500ルピー（約140万円）からです。

　さて、南アフリカでのトヨタのSUVラインナップは、アーバンクルーザー（全長4365mm×全幅1795mm×1635mm、1.5リッターエンジン搭載）よりも小さいタイプのSUVがありません。「タイザー」はそれを埋めるコンパクトSUVとなる予定。現地での車種名をはじめ詳細は追って発表される予定です。

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　少しずつ展開されていく新型コンパクトSUV「アーバンクルーザー タイザー」に対し、ネット上では「さすがトヨタ。デザイントレンドに合わせていてオリジナルよりいいですね」「ヴェゼル味ある」「フロンクスとタイザーどっちも迫力あってやっぱりかっけえ〜」「このクラスなら図抜けてカッコいいから日本に入れたらバク売れ確定」「ライズの後継としてスターレットと共に日本導入を検討して！」など、「インド発日本上陸」に期待する声が相次いでいました。

　現時点では日本上陸の情報は入っていませんが、今後の動向に注目です。