オプションなのに選ぶと「安くなる」!? 謎すぎるクルマの「レスオプション」って一体ナニ? “あえて”選ぶ理由も
新車のカタログを見ていると「レスオプション」という表記を見ることがあります。これは何のために用意されているのでしょうか。
ユーザーに配慮しあえて「レスオプション」とするケースも
新車を購入する際は、標準装備に加え、メーカーオプションの装備を追加して選ぶことができます。
しかしなかには、選択すると装備が省かれる「レスオプション」なる謎の設定もあるようですが、なぜこのような仕様があるのでしょうか。
新車でクルマ選びをする際は、車種やグレードを選んだあと、自分好みのオプションを選択するのも醍醐味といえます。
そのオプションには大きく分けて「ディーラーオプション」と「メーカーオプション」の2つがあります。
ディーラーオプションは、そのほとんどが車両納車後に販売店で装着できるものですが、生産工場で車両製造時に装着されるメーカーオプションは、基本的に納車後には後付けができません。
車両契約時のタイミングで、オプションを装着するかどうか悩むユーザーも多いと思います。
そのようなメーカーオプションのなかには、選択すると装備が省かれる“レスオプション”と呼ばれる選択肢が用意されています。
レスオプションを選ぶと、本来なら標準装着の機能や装備が備わらず、多くの場合その分の費用が安くなります。
少しでも安く購入したいというユーザーにはありがたい存在ですが、レスオプションの意義はそればかりではありません。
多くのクルマで用意されているのが、オーディオ本体やスピーカーのレスオプションです。
オーディオは趣味性が高いため、標準装備のオーディオではなくこだわりのオーディオやナビゲーションシステムを装着したいというユーザーも少なくありません。
そのため、こうした需要を見据えて新車時にオーディオを装着しないレスオプションが設定されています。
なかには、最初からオーディオレスが標準仕様となっているモデルもあるほどです。
アホか?!
オプションでレスだったら減額に当然成るだろう。
それのどこが「謎」なのか、それこそ謎だ。
オプションと名称が付くものは、なんでもかんでもプラスだろうという
短絡的な発想しかできないのかね?!