トヨタ斬新「窓なしドアなし仕様」登場か! 全長4m以下ボディ&“画期的ユニット”搭載! 「パリオリンピック」の車両提供に注目! どんなクルマが走る?
2024年7月26日から開催されるパリ2024オリンピックに、トヨタはモビリティを提供することを発表していますが、一体どのようなクルマが走るのでしょうか。
トヨタがパリ2024オリンピックに車両提供
2023年10月にトヨタは、国際オリンピック委員会(以下、IOC)および国際パラリンピック委員会(以下IPC)のワールドワイド・モビリティ・パートナーとして、パリ2024オリンピック及びパラリンピック2024に向け、モビリティを提供することを発表しています。
2024年7月26日から8月11日まで開催されるパリ2024オリンピックですが、一体どのようなクルマが走るのでしょうか。
トヨタは、IOC、IPC、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と共に、「インクルージョン」「持続可能性」「すべての人に移動の自由」を提供するモビリティに焦点を当てています。
トヨタの理念「Ever Better Mobility for All」に基づき、アスリート、大会関係者、ボランティア、観客に持続可能なモビリティソリューションを提供するとのことです。
モビリティの提供に関して、トヨタモーターヨーロッパ社長兼CEOの中田佳氏は次のように述べました。
「誰もが自由に移動できるようになれば、トヨタが目指すインクルーシブで持続可能な社会に一歩近づくことができる。
それが、私たちトヨタにとっての『Mobility for All』の意味です。
私たちのこのビジョンは、IOCおよびIPCとも共有されています。
スポーツに人生をかけるアスリートをサポートし、移動の自由を得るための障壁を取り除きたいと思います」
パリ2024オリンピックに向けて、トヨタは約250台のパーソナルBEV「C+walk S」と「C+walk T」を提供し、アスリートや大会スタッフ、ボランティアの移動を支援します。
車いす利用者向けには「e-pullers」を約50台提供し、特にパラリンピック期間中のアスリート移動をサポート。
またパラリンピック選手村では、モバイルアプリ「KINTOシェア」を活用し、超小型モビリティのシェアリングサービスを提供するとのことです。
これらの個人向けの超小型モビリティソリューションに加えて、パリ2024オリンピックでは、CO2を排出しないBEVの「APM(Accessible People Mover)」も約250台配備され、会場内の移動や物資輸送、救護車として活用されます。
また、150台の車いす対応BEVが提供され、大会後もパリ市内で利用される予定です。
結果的に総計700台の個人向けモビリティが提供され、インクルーシブで持続可能な移動を実現します。
さらにトヨタはパリ2024オリンピックにBEVを提供し、カーボンニュートラルを目指すとし、大会期間中に2650台以上のEVを提供。
その約60%は排ガスを一切出さないゼロエミッション車両となります。
特にFCEVの「ミライ」は500台が提供され、大会後もパリ市内のタクシーとして利用されるとのことです。
そのほか約1000台にも及ぶHEVとPHEVも提供され、東京2020オリンピックと比較しクルマの二酸化炭素排出量を50%削減することを目指すとしています。
なおトヨタの大会公式車両の60%が欧州で生産され、そのうち37%はフランスで生産されます。
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