まさかのトヨタ「新型プリウスクーペ」世界初公開!? ド迫力「ワイドボディ」に“斬新サメ顔”に大反響! インテグラベースの「650vision」に評価の声続々
群馬自動車大学校が「東京オートサロン2024」で披露した「650vision」について、SNSなどでは来場者からのコメントが多数投稿されています。
「カッコよすぎ!」 抜群のセンスと完成度に大反響
群馬県伊勢崎市にある群馬自動車大学校(GAUS)カスタマイズ科は2024年1月12日、開催中のカスタムカーイベント「東京オートサロン2024」へ出展しました。
同校のブースではカスタムカー「650vision」が初公開されており、SNSを中心に来場者からさまざまなコメントが投稿されています。
650visionは、GAUS カスタマイズ科が卒業製作の一環として手掛けたカスタムカーで、ベース車はホンダ「インテグラ タイプR(2代目・DC5型)」だといいます。
エクステリアは独自のドレスアップが施されたことで、大幅にイメージチェンジされました。
フロントフェイスは、2023年1月に発売されたトヨタ「プリウス」(5代目)のヘッドライトを加工して取り付けており、周囲もハンマーヘッドモチーフデザインが取り入れられるなど、プリウスクーペとも言わんばかりの個性的なスタイリングです。
下部はスポーティな開口部のバンパーを装着し、極端に下げられた車高も相まって独特の凄みを生み出しています。
ボディサイドは大きく盛り上がった前後フェンダーを装着して拡幅。リムの深いホワイトの「ワーク マイスター」ホイールがインストールされ、フェンダー端ギリギリまでホイール面が合わせられるなど、スーパーカーのような存在感をまといました。
さらに、ドアハンドルを撤去し、クオーターウインドウのセンサー部でドアが開閉する機構を採用しています。
テールもインテグラの原型は留めておらず、ダックテール形状のトランク一体型スポイラーを装着したほか、近年のトレンドを取り入れた真一文字スタイルのテールランプを装着しました。
このテールランプはレクサスの中型セダン「IS」現行型のうち、2020年の大幅マイナーチェンジ以前のモデルを「後期ルック」風に仕上げる社外品を使用しました。
インテリアはほぼ全面に渡ってアルカンターラがあしらわれ、ドアトリムやエアコン吹き出し口周辺、シートステッチにはエクステリアと同じ黄色のアクセントが施されています。
リアシート部にはエアサス用タンクを装備し、リアシートバックのパネル部には製作を担当した学生の名前が刻まれています。
トランクには大型ウーハーが装備され、オーディオにもこだわりが見られるなど、エクステリアにとどまらず、全面に及んでカスタムが施されました。
パワーユニットはインテグラ タイプRの2リッター直列4気筒「K20A」VTECに変更はありませんが、コンピュータチューンにより最高出力が向上しているといいます。
なお、ブースを訪問した“モリゾウ”ことトヨタ自動車 豊田章男会長から直々に「プリウスクーペ」の公認を受け、ボンネットにはサインが刻まれました。
そんな650visionについて、2023年12月に公式X(旧:Twitter)で製作過程の様子を投稿してからは多くの反響を集めているようで、ブースでは注目の存在となっていたほか、SNSなどでも来場者からのコメントが多数投稿されています。
「プリウスクーペ、エグいかっこいいな」「めちゃくちゃカッコ良かった!今後のカスタマイズ科楽しみ」「インテなのかプリウスクーペなのか全くわからんけど、マジでカッケェのは確か」など、全身に及ぶイメージチェンジを果たしたデザインへの評価は上々です。
また、「インテグラをベースにフロントはプリウス、リアはISのパーツを流用!?」「ベース車がわからないほどイマドキ感に溢れてて、全体のデザインが纏まってる」「個人的に1番印象的だったのが群馬自動車大学校の作品。プリウスかなぁと思ったらまさかの中身はインテDC5」など、デザインの細部や学生による斬新で自由な発想が形になったことが大いに評価されています。
さらに、「モリゾウ公認のプリウスクーペ!」「モリゾウのお墨付き!サインもらっててすげえ」など、“モリゾウ”氏からの直々の「公認」に感心する人もいました。
なお同校の学生によれば、650visionは、これまで同校が手掛けたカスタムカーとしても歴代最高レベルの仕上がりだといいます。
今後は各種イベントへの出展も検討中で、2月ごろの車検取得を目指す予定だと明かしており期待が高まります。
セリカが復活したらこんな感じかね?