日産が新型「スカイライン」実車公開! ド派手フェイスに「旧車風デザイン」採用!? “手組みエンジン”搭載した「歴代最強モデル」は2024年夏に発売

日産は2024年1月12日に開催された「東京オートサロン2024」で、新型「スカイラインNISMO」の実車を展示しました。同車は一体どのようなモデルなのでしょうか。

2024年夏には「特製モデル」も登場!

 日産は、2024年1月12日から14日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2024」にて、新型「スカイラインNISMO」の実車を展示しました。

歴代最強の新型「スカイライン NISMO」
歴代最強の新型「スカイライン NISMO」

 オートサロンの日産ブースで展示された新型スカイラインNISMOとは、405馬力という圧倒的な高性能を誇るスカイラインのハイパフォーマンスグレード「400R」をさらに改良した、まさに「スカイラインの集大成」となる特別仕様車で、2023年9月に発売されました。

 そのパワートレインはベース車の400R同様に3リッターのV型6気筒エンジンにツインターボを搭載したものですが、NISMOの手によるチューニングが施された結果、最大出力は420馬力と15馬力も向上。最大トルクも75Nmアップした550Nmを達成しています。

 さらに新型スカイラインNISMOでは、出力の上昇のみならず日常での使いやすさにも目を向けたチューニングを目指し、トルク特性を変更。

 前方車両を追い越す際や高速道路での加速時であっても、キックダウンせずに力強い加速が可能な大トルクを実現したといいます。

 このようなハイパフォーマンスエンジンを搭載する一方、駆動方式はスカイラインの伝統に則ったFR(後輪駆動)のみとし、同じく日産がラインナップするスーパースポーツカー「GT-R」の4WD(四輪駆動)とは差別化。

 また、トランスミッションの設定も7速ATのみですが、ドライブモードやシフトプログラムにもチューニングが実施された結果、ベースモデル以上の反応性を示し質感の高い走りを実現しました。

 そのほか、新型スカイラインNISMOのボディには「GT-R NISMO」同様の高剛性接着剤をガラス周りに使用し、400Rと比較して約15%のねじり剛性向上を実現。

 さらにサスペンションとスタビライザーにもチューニングが施され、ブレーキやタイヤ、ホイールにも専用開発品を採用。路面追従性と安定した乗り心地を両立し、限界域まで安心して走行することが可能なだけでなく、サーキットでの使用にも耐えうる仕様だといいます。

 外観における特徴は、専用の形状・配色とした前後バンパーとサイドシルカバーで、ロアグリルにはNISMOシリーズに共通するスクエア形状を採用。

 これは迫力のあるエクステリアの演出にとどまらず、空力とダウンフォースという相反する性能も両立する設計で、同時にラジエーターとオイルクーラーの冷却性能も高められています。

 また、この新型スカイラインNISMOの大きなトピックとして忘れてはならないのが「赤いGTバッジ」を左右フロントフェンダーに装着している点。

 これは「2代目スカイラインGT-B」をモチーフとしたアイテムで、日産がいかにスカイラインの伝統を重要視しているかがうかがえる小粋な演出と言えるでしょう。

 内装は、迫力あふれる外観とは一転して、落ち着いた黒基調に統一。“このクルマを走らせる際はスポーツドライビングに集中して欲しい”というNISMOらしい哲学が垣間見えます。

 くわえて、280km/hスケールのスピードメーター、レッドリング加飾付きタコメーターなど、スポーツマインドを刺激する細かな仕掛けを随所に採用しています。

※ ※ ※

 この新型スカイラインNISMOの車両価格(消費税込)は788万400円で、限定1000台のみの特別仕様車です。

 また、匠によって手組みされた高精度エンジンや、職人が手作業で貼付したデカールなどを身につけた、さらに特別な新型スカイラインNISMO「リミテッド」仕様も、2024年夏に100台限定発売予定で、こちらは車両価格947万9800円での販売となるようです。

【画像】「えっ…!」これが歴代最強の「スカイライン」です(50枚以上)

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22件のコメント

  1. デザインが下手なニッサンにしてはまとまっているなと思ったら、ルックスは殆どBMWのパクリですね(笑)
    もっとスパルタンなデザインを期待しましたが、ニッサンだという主張が無いですね。

    • 日産は売れないデザインは得意ですね!

    • トヨタやMAZDAに比べたら日産のデザインは最近いいよ。

      例えばコンパクトカーで比較すると、ノートe-POWER対ヤリス対MAZDA2対フィット。さてどれが内外装ともにデザインが良いか調べましょう。

      結果↓
      フィット→柴犬、MAZDA2→どれも同じデザイン、ヤリス→ナマズ顔、ノート→上質な内外装デザイン

  2. 新型?またタイトル詐欺か

  3. 申し訳ないけど、古くさいデザイン過ぎて最近の中国製EVに完敗ですね。テールはマツダ車みたい。欲しいとも思えないくらいのデザイン。
    中身知る前にお断りですね。

  4. タイトル詐欺恥ずかしくないのかな?

  5. 10年以上前に発売されたこのスカイラインに追加グレードが設定されて、それがどうして新型?
    タイトルも詐欺っぽいけど、日産自体もう詐欺的新型しか出てないしね。セレナも20年くらい前のプラットフォームいまだに使い続けてるし、見た目だけ新しくなっても骨格古すぎてね。リーフだって旧型の化粧直しだし、そういう車ばかりでつまんない。

    • 知識を得ましょう。セレナは20年前のプラットフォームじゃありません。リーフもバッテリー制御が進化してますし、プラットフォームも変わってますね。

      コンパクトカーですら、内外装のデザインは日産が上です。批判的なコメントしてる人は調べてみてね

  6. フルモデルチェンジして遂にR38スカイラインが出るのかと思ったら‥現行のV37のことか‥

  7. 相も変わらない

    ずれた感覚 如何にも日産さん

    中古車市場で活躍してね

  8. 相も変わらない勘違い

    お家芸ね

  9. 改良型だろ!
    嘘ばっかだな!

  10. マガジンxの記事読んだけど日産で車買うとスキミングの被害にあうから怖くて買えないですよ。

  11. これですよ。ほんのちょっとの工夫でサイドのラインがテールまで繋がりきれいに閉じる。この流れを大事にして下さい。Vモーショングリルは日産全車塗りつぶしても良いと思います。

  12. もうスカイラインという名前は永久欠番にしましょう…
    今の…今後も日産はスカイラインを作れない。
    これ以上、名前を汚さないで

  13. なんか、全体的にマツダ車みたいで日産というかスカイラインらしくもない…
    テールなんて、丸目でもスカイラインじゃないよね…

    正直、残念なデザインだ…

    日産好きなのに…

  14. 日産ディーラーで展示車見て室内乗りましたが、デザインはいいがワクワク感が伝わらず、欲しいとは思いませんでした。
    見積もりだしましょかって言われ、1000台限定でも売れ残ってんだろうなぁと思いました。
    高すぎだしいらねぇ。

  15. 経済悪化、日系自動車業界衰退を象徴するデザインかも。フロントマスクはアセアンで走ってる中国製MG似、リヤはマツダ車。中国製EVの方が遥かにカッコいい。終わったな日系自動車業界。

    • 中国製、絶対いらねぇ(笑)

  16. くるまのタイトル詐欺ニュース

  17. ユーチューバーや無いんやから、サムネ詐欺はいかんだろ。
    新型でもないし旧車風はバッジだけだし、もうめちゃくちゃやん。
    日産はなんで評判悪いVラインを止めないのかな?
    メーカーの顔を統一したいのは分かるけど、失敗したら変えないと。
    日産の象徴であったスカイラインとZを作り続けるなら、ちゃんと作って欲しい。
    ベースがずっと変わってないっておかしいでしょ。
    R30スカイラインに30年以上乗ってるけど、日産の評判が下がって行くのは辛いな。

  18. ダットサンに戻して。ダサ過ぎ。

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