スズキ新型「ジムニー5ドア」日本初公開! 「今年発売は?」 車中泊の快適性はどう? シレッと実車展示で話題に!

「東京オートサロン2024」でスズキ「ジムニー5ドア」が日本初公開されました。実車はどのようなものだったのでしょうか。

え? スズキよりも先に「ジムニー5ドア」展示? 日本初公開されたモデルとは

 ここ数年では最大級の規模となった「東京オートサロン2024」。
 
 百花繚乱のカススタムカーの中でも、来場者からの熱視線を多く集めていたのがスズキ「ジムニー5ドア(海外名ジムニーXL)」でした。
 
 多くの人から日本導入が待ち望まれている中で、並行輸入車販売業者が参考出品というカタチで展示した車両ですが、おそらく一般には日本初公開だったのではないでしょうか。

東京オートサロン2024で「ジムニー5ドア」が日本初公開された
東京オートサロン2024で「ジムニー5ドア」が日本初公開された

 ジムニー5ドアの身上と言えば、3ドアに比べて全長435mm延長されてことによる、スペースユーティリティの向上です。

 会場のあった車両で、それをじっくり体感することができました。何はともあれ、まずチェックしたいのが後部座席への乗降性です。

 ドア開口部は想像以上に大きく、オーバーフェンダーもドアの開閉についてくるため、乗り降りで身体のボディへの接触はありません。

 オフロードを走った後での乗降も十分に考えられているようです。

 ノーマルサスペンションの車高であれば、乗り込む際に尻を横にスライドさせるような感覚でスッと乗り込むことが可能です。

 驚いたのは、レッグスペースが想像以上に広いということ。運転席を身長180cmの筆者のドライビングポジションに合わせてスライドさせても、直後の席のレッグスペースはしっかり確保できます。

 もちろん3ナンバーSUVと同等とはいきませんが、同乗する人から文句が出ることはないと思います。

 後席シートバックはわずかですが後方にリクライニングするので、長距離ドライブでも辛い姿勢を取り続けなければならないということもありません。個人的にはあと数CM倒れるといいなとは感じました。

 ヘッドルーム周辺に関しても、開放感があるとまではいかなくても、圧迫感を感じることがありません。

 計測器具がなかったので正確な寸法は測れませんでしたが、サイズ拡大の恩恵は荷室にもしっかり出ています。

 3ドアモデルで後席を使った状態だと、車内に残るスペースはもはや“隙間”。

 荷物をおける空間はほぼないに等しいというのが実情です。3ドアモデルに荷物を載せるなら、後席は倒すというのがスタンダードになってしまっています。

 一方、5ドアモデルはしっかりと荷室があります。

 これなら、4人乗車でも人数分のバッグを積んでドライブができるはずですし、ついでにお土産を載せて帰ってくることも可能だと思います。

 荷室には、リアドアに追加によって給油系統が移動したことによる出っ張りがありますが、さほど大きなものでもないので、積載性に大きく影響することはほとんどなさそうです。

 ただ、後席シートバックのキャッチャーのような部品が車内に張り出しており、この周辺がデッドスペースになってしまいそうな感がありました。箱物を重ねて積みたい場合には、困るかもしれません。

 細かいことですが、5ドアモデルは後席のヘッドレスト形状が変更されており、後席をフラット化する場合でもそれを外さないでも済むようになりました。

 3ドアモデルでもそのまま倒すことはできますが、前席のスライド量を抑制してしまうという問題がありました。

 ヘッドレストを外した場合の場所の確保が意外と面倒だったため、これは間違いなく利便性の向上になっています。

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