トヨタ新型「クラウンマジェスタ」登場! 海外でブランド再興か!? 日本でも復活が望まれる「マジェスタ」実質的な“後継モデル”とは
かつてトヨタに存在した高級セダン「クラウンマジェスタ」。今なお復活を望む声も多い同車ですが、一体どのようなモデルだったのか紹介します。
復活を望む声も多い「マジェスタ」とは
2023年、サウジアラビアで販売されているトヨタ「クラウンクロスオーバー」の最上位グレード名に「マジェスタ」の名が採用されたことから、一部のクルマ好きの間で「クラウンマジェスタが復活か!?」と話題となりました。
今なお復活を望む声も多い「クラウンマジェスタ」とはどのようなモデルで、なぜ現在はラインナップされていないのでしょうか。
トヨタの高級4ドアセダンとして支持を集めたクラウンマジェスタが登場したのは、1991年のこと。
9代目「クラウン」の発売と同時に、“クラウンの上級モデル”という位置付けの別車種として発売されました。
しかし実は、クラウンマジェスタには前身となるモデルが存在します。それが1988年に登場した「クラウンロイヤルサルーンG」です。
同車は8代目クラウンのマイナーチェンジの際に、3ナンバーの車体にV型8気筒エンジンを搭載した上位グレードとして発売され、後に初代クラウンマジェスタが登場する礎を築きました。
こうして誕生した初代クラウンマジェスタは、当時のクラウンに用いられていた3.0リッター直列6気筒エンジンを搭載したグレードと、「セルシオ」に搭載されていた4.0リッターのV型8気筒エンジンを搭載したグレードの2種類をラインナップ。
クラウンシリーズでは初めてとなる「フルモノコックボディ」を採用しており、全体的に丸みを帯びたスタイリングが初代クラウンマジェスタの特徴でした。
さらに最新技術だったフロントヘッドアップディスプレイ(HUD)を標準で装備するなど、トヨタの威信をかけた渾身のモデルだと言えます。
当時トヨタには世界と渡り合う最高級セダンとしてセルシオがラインナップされており、クラウンよりもラグジュアリーなモデルとして高い成功を収めていました。
そのため、伝統ある高級セダン“クラウン”のブランド価値を引き続き維持するためにも、最新技術を詰め込んだワンランク上のクラウンマジェスタを生み出し、セルシオと両立させることを試みたのです。
輸入車が好きというより国産車に魅力がないだけ、残念。
+100万円(位)の「マジェスタ(エディション的な?)」各モデルにあてがって良い気もする。
出すにしても直4はヤメてね