たまに見かける「10万円以下」の激安中古車、なぜ安い!? 乗っても大丈夫なの? 購入する「メリット」と「注意点」とは
「10万円以下」の値段がついている中古車を見かけることがありますが、なぜこんなに安い価格で販売されているのでしょうか。元中古車ディーラーのスタッフに詳しく話を聞きました。
激安中古車、なぜ安い? 理由は何?
中古車屋で「10万円以下」の値段がついているクルマをたまに見かけることがあります。
「安い!」とは思うものの、あまりに安すぎると逆に大丈夫なのかと警戒してしまうもの。
では、車両価格が10万円以下の格安中古車は、どのような点に注意すべきなのでしょうか。
そもそもなぜ、一般的には高額なはずの“クルマ”という商品が「10万円以下」と破格の値段で販売されているのでしょうか。
元中古車ディーラーの販売員に聞いたところ、以下のような回答がありました。
「中古車の価格は、年式、グレード(装備)、走行距離、販売時の車両状態、修復歴の有無、カラーなど、様々な要素が絡み合って決定さられています。
その上で10万円以下の値段が付けられている場合、新車登録から10年以上と年式が古かったり、走行距離が10万キロ以上というように、車両の状態が良好とは言い難いケースがほとんどです。
他には、過去に大きな事故を起こして修復歴があるクルマは、たとえ年式が古くなかったり走行距離が少なくても販売価格が安くなります」(元中古車ディーラーの販売員)
上記のような理由などによりあまり人気が無いクルマのため、中古価格も破格の金額となっているケースが考えられるということです。
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