スズキ初の「5速MT×ハイブリッド」登場! 全面刷新の「新型スイフト」徹底解説! なんと「MT車」のみエコカー減税“100%”

パワーユニットはどうなる? 5MT仕様の特徴は?

 新型スイフトのパワートレインは、全モデルとも最高出力82馬力・最大トルク11kg・mを発揮する新開発の1.2リッターエンジンを搭載。

 さらにグレードによりマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、加速性能と低燃費性能を向上させています。

スズキ新型「スイフト」
スズキ新型「スイフト」

 この新しいエンジンは低速から滑らかに上昇するトルク特性が特徴で、街乗り走行で軽快感が体感できると同時に、燃費性能と走行性能の両立を実現。

 また、全面刷新されたボディ構造は操安性や乗り心地を向上させるべく高張力鋼板の使用範囲を拡大したほか、構造用接着剤の採用やダッシュパネルの板の厚みを増すなど剛性を高め、さらにバッフル材追加やボディ結合部へ減衰接着材の塗布などにより静粛性も向上してます。

 ボディを支える足回りはスタビライザーの仕様変更とリヤサスペンションのストローク量を増加。より捻じれにくくなったことで路面からの衝撃を緩和し、高い乗り心地の実現に貢献します。

 そのほか細かな設定の変更として、ブレーキの利きはじめのフィーリングを調整。いわゆる「カックンブレーキ感」を緩和することで、よりストップ&ゴーを繰り返す街中でも扱いやすいブレーキ特性となりました。

 新型スイフトの注目すべき点のひとつと言える安全機能では、ドライバーの表情を認識し眠気や脇見を検知してドライバーに注意を促す「ドライバーモニタリングシステム」をスズキで初採用。

 またミリ波レーダーと単眼カメラを組み合せた「デュアルセンサーブレーキサポートII」は、先代スイフトに搭載されていた「デュアルセンサーブレーキサポート」よりも画角・検知エリアを拡大。検知対象に自転車や自動二輪車を追加したほか、交差点での検知にも対応可能となりました。

 さらに停止保持機能を追加したアダプティブクルーズコントロールやブレーキホールド機能、車線維持支援機能、アダプティブハイビームシステムなどを組み合わせて日常運転の負担を軽減します。

 新型スイフトのボディカラーには新色として、青空の鮮やかさと海の深い透明感を併せ持った「フロンティアブルーパールメタリック」と先進テクノロジーを感じさせる「クールイエローメタリック」の2色を用意。

 これに加えて従来から続くボディカラー7色が展開されるほか、ルーフを別色とした4タイプも取り揃え、合計13パターンのカラーラインアップとなっています。

※ ※ ※

 この新型スイフト(CVT仕様)の車両価格は、172万7000円(1.2リッターエンジン×FF)から233万円2000円(1.2リッターエンジンHV×4WD)。

 なお、先述の2024年1月17日から発売される5MT仕様は、1.2リッターエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせた中間グレードの1モデルのみ用意される予定となっていますが、このようなハイブリッドシステムと5MTを組み合わせたモデルは国内スズキにおいて初の採用だといいます。

 またこの5MTグレードは、新型スイフトに用意される全グレードにおいて唯一エコカー減税100%を達成しているということで、同車が登場する来年1月には再び注目が集まることが予想されます。

【画像】これはカッコいい! 新型「スイフト」を画像で見る(41枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

4件のコメント

  1. 5MTを4WD車にも設定して下さい。
    選択肢がほぼ皆無なのです。
    積雪地帯では、私を含めて多くの人が望んでいます。必ず購入します。スズキさんよろしくお願いします。

  2. 興味ある記事なのに、歯のホワイトニングの動画広告がウザすぎてツラい

  3. スポーツが期待して良さそうですね。

    スズキさん頑張りがスイフトに出てますね。

    スイフトスポーツ期待してます。

  4. 自分も5MTに4WD(AWD)の設定を希望します!

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー