ホンダが“アンダー250万円”の「新型SUV」発売へ! インド生産車を初輸入! インド仕様車との違いとは
2023年11月16日、ホンダは新型SUV「WR-V(ダブリューアール ブイ)」を先行公開しました。同車は、インドで展開される新型SUV「エレベート」の日本仕様車ですが、インド仕様となる新型エレベートと日本仕様となる新型WR-Vの間に違いはあるのでしょうか。
インド生産車の新型「WR-V」、現地仕様と何が違う?
2023年11月16日、ホンダはまもなく発表予定の新型SUV「WR-V(ダブリューアール ブイ)」に関する情報を、特設サイトにて先行公開しました。
同車は、2023年6月6日にインドで世界初公開された新型SUV「エレベート」の日本仕様車ですが、インド仕様となるエレベートと日本仕様となる新型WR-Vの間に違いはあるのでしょうか。
WR-Vという車名は、これまで国内で販売される車両に用いられたことはありませんが、タイや、インドネシア、マレーシアなど海外では同名の車種として全長4mクラスの小さなSUVが展開されています。ですが、日本で展開される予定のWR-Vは、この海外で販売されるモデルとは全く異なり、2023年6月6日にインドで世界初公開された新型SUV「エレベート」と同様のモデルです。
簡単に言えば、インドで“エレベート”と呼ばれるクルマが日本で“WR-V”として販売されることになります。
そんな日本の新型WR-Vについて、今回先行情報として公開されたのは、コンセプトやパッケージング、デザインについて。
コンセプトは、「VERSATILE FREESTYELR(バーサタイルフリースタイラー)」。新型WR-Vは、既成概念や固定観念にとらわれずに、より自由な発想で自分らしい生き方を表現する人々の思いに寄り添うクルマを目指して開発。
新型WR-Vのボディサイズは、全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mmで“コンパクトSUV”に分類され、現行モデルのホンダ「ヴェゼル」と同等のサイズ感ですが、比較すると全高は高めに設定されています。
エクステリアは、スタイリングから安心と信頼を感じられるようなデザインに。高く配置したベルトラインと厚みのあるボディ造形とすることで、力強さを表現しています。
インテリアは、シンプルで水平基調のデザインとし、スイッチ類を中央に配置することで運転しやすい空間が目指されています。
また、運転席は高いアイポイントによる見晴らしのよい視界と、セダンのような運転姿勢を両立。高さや形状を徹底的に突き詰めたフロントフードやスクエアな視界によって車両の感覚をつかみやすくするなど、初心者でも運転がしやすいようなデザインとなっています。
後席は、ドアライニングの下部や前席シートバックの形状を工夫することでゆとりがある、乗り降りもしやすい足元空間を確保。荷室は、壁面をフラットに近い形状にしたり、床下収納を設けたりしたことで、クラストップレベルとなる大容量を実現。多様なニーズに応えられる広々とした室内空間となっています。
現時点では明確な価格は公開されていませんが、ホンダは「200万円台前半からを予定」としています。
そんな日本の新型WR-Vと、原産国となるインドの新型エレベートに差はあるのでしょうか。
これについて、ホンダの担当者は「バンパー下部の整流板の追加と、ミラーの形状です」と回答してくれました。
バンパー下部の整流板とは、タイヤフラップなどと言われる黒い板状のパーツで、“回転するタイヤに風を当てないようにする”ことで走行抵抗を減らし、燃費の向上を図るものです。これによる効果はそれなりにあり、日本の燃費基準に対応できるようになったと言います。
また、ミラーの形状については「補助確認装置」という「サイドアンダーミラー」などと呼ばれるパーツの位置が変更されています。この装備は発進時または低速時に左側車両側面を確認する時に役立つもので、道路運送車両法の保安基準にて取り付けが定められています。
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日本仕様とインド仕様の差は、前述の整流板とミラー形状のみで、ほかはすべて同様だと言います。
WR-Vは、ホンダ史上初の“インドから輸入して日本で売るクルマ”となりますが、変更点も少なく、より色濃くインドの需要も感じられるクルマとも言えるでしょう。
ホンダは分かってないな。China等で生産した物を持ってきたところで売れるわけがない。日本のメーカーなのに日本という国を理解していない。近い将来、日本では軽自動車メーカーとなるかもな。
わかってないのはあなたです
海外仕様と日本仕様があるのご存知ですか?
これは間違いなく売れるな。
直接のライバルになろうトヨタのライズ
よりもデザインは勝ってる。