MTありの“オシャワゴン”が存在! クラシカルな見た目で中身は最新!? 高級&レトロな光岡「リューギ」がスゴい!

光岡は、新車をクラシカルなスタイルに仕立てたモデルを販売していますが、そのなかでも「リューギ/リューギワゴン」とはどのようなモデルなのでしょうか。

光岡初のハイブリッド車を設定

 光岡自動車は、最新モデルをベースに、クラシカルな架装を施したユニークなモデルを販売しています。
 
 職人が手作業で生産するため大量生産は難しく、その一方でこだわりぬいた個性的なデザインに仕立てることで定評があります。
 
 そんな光岡は、ミドルクラスの「リューギ/リューギワゴン」をラインナップ。どのような特徴があるのでしょうか。

ベースのカローラの面影はまったくない光岡「リューギ」
ベースのカローラの面影はまったくない光岡「リューギ」

 セダンのリューギは2014年6月にデビュー。トヨタ「カローラアクシオ」をベースに、丸目ヘッドランプや縦型グリル、大型のメッキバンパー、箱型のキャビン、踏ん張りの効いたフェンダーアーチなどを備えたレトロで高級感あふれるスタイリングが特徴のセダンです。

 2016年1月にステーションワゴンのリューギワゴンを追加。こちらはトヨタ「カローラフィールダー」をベースに用いています。

 2019年に12代目となる「カローラ」(セダン)と「カローラツーリング」(ステーションワゴン)に全面刷新しましたが、11代目のカローラアクシオ/フォールダーも継続販売しており、リューギ/リューギワゴンは一世代前のカローラをベースとしているのです。

 インテリアは、ステアリング中央に光岡専用エンブレムが装着され、本革シートがオプション設定されるほかは、カローラアクシオ/フィールダーとほぼ同じです。

 外観はクラシックカーのようなデザインですが、中身は現代のクルマなので安全性能が充実。「トヨタセーフティセンス」が標準装備され、プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームといった先進機能が備わります。

 パワートレインは、1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドが設定され、ガソリン車はCVTと5速MTが選択可能。駆動方式はFFと4WD(CVTのみ)が用意されました。

 なお、光岡車にハイブリッドが設定されたのは、このリューギ/リューギワゴンが初めてだといいます。

 価格(消費税込)は、リューギが301万7300円から378万6200円、リューギワゴンが324万8300円から406万2300円です。

 カローラアクシオが161万1600円から、カローラフィールダーが175万8400円からということを考えると、リューギ/リューギワゴンはかなり高額といえますが、クラシカルな外観を職人が手作業で作り上げているので、それが価格に反映されているといえるでしょう。

※ ※ ※

 昨今はスポーツモデル以外のMT車が減少するなか、リューギ/リューギワゴンには5速MTが設定されているのもポイントです。

 クラシックカーのような最新モデルをドライバー自らの手で操れるとあって、クルマに個性を求める人にとっては魅力的な選択肢といえるかもしれません。

【画像】「えっ…!」ホントにカローラがベース? オシャレトロな「リューギ」画像を見る(14枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー