トヨタが新型「ランドクルーザーSe」世界初公開! 初のモノコックボディ&BEVでスポーティなモデルに! 新たなランクルシリーズとは
トヨタは「ジャパンモビリティショー2023」の開催に先駆けた「TOYOTA JMS PROLOGUE」という事前イベントを2023年10月19日に行いました。そこではこれまでの「ランドクルーザーシリーズ(70・250・300)」とは異なる新たな「ランドクルーザーSe」が世界初公開されました。
トヨタが新型「ランドクルーザーSe」を世界初公開! どんなモデル?
2023年10月19日にトヨタは「ジャパンモビリティショー2023」の開催に先駆けた「TOYOTA JMS PROLOGUE」という事前イベントを行いました。
そこでは先行していくつかの展示物を公開していますが、そこでは「ランドクルーザーSe」という新たなランドクルーザーシリーズがお披露目されましたが、どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタはジャパンモビリティショー2023にて、これまで提唱してきた「Mobility for All」の精神に基づく様々なモビリティが展示します。
またブースのテーマには「クルマの未来を変えていこう-Find Your Future」として、今後のトヨタのカーラインアップを示唆するモデルも登場する予定です。
そんな中でトヨタブースでお披露目されるのが新しいランドクルーザーシリーズのひとつ「ランドクルーザーSe」です。
現在のランドクルーザーシリーズは「70」、「250」、「300」がラインナップされています。
一方、250の発表会で壇上に登ったトヨタのサイモン・ハンフリーズ取締役・執行役員 デザイン領域統括部長は「(ランドクルーザーに対して)カーボンニュートラルへのさらなる提案や、より手に入れやすくできないか、なども考えているのです」と述べていました。
そしてサイモン・ハンフリーズ氏の背景には左側に小柄なSUV、右側に大柄なSUV、そして中央に小型モビリティのシルエットが映し出されていました。
今回の「TOYOTA JMS PROLOGUE」では、実車はなかったもののモニター上で披露されました。
トヨタによれば、スタイリッシュかつ高い上質感を兼ね備えたスタイリングを持ち、世界の多様なニーズに対応した3列シートSUVにて「ランドクルーザーブランド」の新たな魅力を拡大すると言います。
走りの面でも、BEVならではのトルクフルな走りに加えて、市街地などのオンロード走行時にBEVならではの高い静粛性による快適な室内空間を提供。
さらには、モノコックボディで意のままに操るハンドリングとラフロード(荒れた道)を安心して滑走できる走破性を追求したと言います。
ボディサイズは全長5150mm×全幅1990mm×全高1705mm、ホイールベース3050mmの7人乗りモデルです。
エクステリアは、フロントフェイス中央には光る「TOYOTA」のエンブレムを配置。その左右には薄型LEDライトを配置する他、バンパー左右にもLEDフォグライトが見て取れます。
また本来グリルが配置される部分はフラットな面となっており、BEVらしさを表現。
全体的な印象は、これまでのランドクルーザーシリーズよりシャープなスタイリングながらスクエアなデザインは健在です。
足元は、大径ホイールに扁平率が低いタイヤを履いており、これも従来のランドクルーザーシリーズとは異なります。
サイドビューにはフェンダーモールがなくボディ形状でフェンダーの存在感を出している他、ドアパネルもシャープな造形です。
リアもこれまでのランドクルーザーシリーズと異なり、ボディ後方が絞られています。
さらに流行りの横一文字テールライトを採用するなど、スポーティなランドクルーザーといった印象です。
モノコック版を作る羽目になるほど売り上げが下がったのかね?