トヨタ新型「セダン」発表! 新デザイン採用で“高級感”高めな「カローラ」に「日本でも販売して」の声も! 伯で447万円から
トヨタのブラジル法人は2023年9月21日、4ドアセダン「カローラ」に一部改良を実施した2024年モデルを発表しました。海外向けモデルに対し日本のユーザーからも反響が寄せられています。
ブラジルでトヨタ「カローラ」2024年型モデルが登場!
2023年9月21日、トヨタのブラジル法人は4ドアセダン「カローラ」に一部改良を実施した2024年モデルを発表しました。
カローラの新モデルにはどういった特徴があるのでしょうか。
ブラジルで展開されているカローラは、欧州などで販売されているモデルと基本的に共通で、ボディサイズは全長4630mm×全幅1780mm×全高1435mm、ホイールベースは2700mmです。
なお、日本で展開されている「カローラ(セダン)」とは異なり、サイズを比べてみても日本のカローラ(全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm)よりも一回り大きなサイズであることが分かります。
ブラジルで展開されるカローラの特徴として、精悍な顔つきながらフロントに配されたコの字型のメッキパーツが上質感を演出。インテリアでは、レザー調のダッシュボードが採用され、高級感あるデザインが施されています。
今回公開された新たな改良モデルとなる2024年型は、安全性、燃費性能のほか、デザインや機能面においても向上が図られています。
エクステリアは、新しいフロントグリルを採用。さらにエレガントな印象となっているほか、17インチホイールも新デザインとなり、スポーティさが追求されています。
最上級グレードの「Altis Hybrid Premium」および「Altis Premium flex」は、スペースの少ない場所でドアを開けるときにドアのガードとなる、クロームのトリムなど、オリジナルのアクセサリーを装備。フロントフォグランプにはクロームパーツが施され、細部にまで洗練さを加えています。
インテリアは、ミドルグレードのXEi以上のモデルに12.3インチのデジタルスクリーンを備えた新しいTFTクラスターが搭載されるほか、ベースグレードのGLiにも、以前は上位グレードに搭載されていた7インチスクリーンクラスターを搭載します。
乗客の利便性を高めるために、後部座席用のエアコン吹き出し口と2つのUSB-Cコンセントも追加しました。
パワートレインは、最高出力175馬力・最大トルク21.3kgfmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンと、最高出力100馬力・最大トルク142Nmを発揮する1.8リッター直列4気筒エンジンに最高出力71馬力・最大トルク162Nmを発揮するモーターを組み合わせたフレックスフューエルハイブリッドシステムの2種類を用意。
2024年型のカローラは、これらのパワートレインをスペックはそのままに、それまでのパワートレインより環境性能を向上。
2.0リッターエンジンモデルではORVR(オンボード給油蒸気回収)システムの実装するほか、タイヤサイズを調整し燃費向上に寄与しています。
新カローラの改良モデル、2024年型の価格は、14万8990レアル(約447万円)からとなっています。
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ブラジルでの新カローラの登場にユーザーからは「国内仕様より海外仕様が好き」「国内でも販売してほしい」「日本仕様だと後席の足元が狭い。海外仕様と共通のデザインで販売してほしかった…」など、販売を求める声が見られました。
また約447万円の価格に「他国とはいえカローラ高すぎる」「447万円ってすごいな」と驚く声が寄せられるなど、多数の反響が寄せられています。
日本ではカローラの4割がSUVで、セダンは1割も売れてないんだから仕方ないですよ。