スズキ新型「スイフトスポーツ」は25年登場か? 新スイフトから見る「スイスポ」どうなる? ホットハッチは健在か
10月28日から11月5日まで一般公開日が行われる「ジャパンモビリティショー2023」。スズキは「スイフトコンセプト」をお披露目しますが、気になるのはその先の「スイフトスポーツ」の存在です。山本シンヤ氏が予想しました。
「スイフトコンセプト」お披露目で期待高まる「スイフトスポーツ」を予想!
スズキは2023年10月3日にジャパンモビリティショー2023の出展概要を発表しました。
その中でもスズキの注目は「スイフト・コンセプト」でしょう。
東京モーターショー改めジャパンモビリティショーに出展するメーカーの概要が徐々に明らかになっています。
その中でもスズキは10月3日に出展概要を公開していますが、注目は「スイフト・コンセプト」でしょう。
関係者は「あくまでも次世代のスイフトの提案で次期モデルではない」と語っていますが、次期モデルをベースにコンセプトカー風のお化粧を施したモデルで間違いないでしょう。
現行モデルの登場からすでに7年が経過、いつ世代交代してもおかしくないタイミングでしたので、満を持してと言うわけです。
その内容はキープコンセプトながらも、多面体をモチーフにしたスタイリングやスポーティで使い勝手が高いインテリアが特徴となっています。
メカニズムは高効率エンジンの搭載や数多くの先進安全技術の採用は公表されるも、不透明な部分が多いのも事実です。
しかし、スイフトはスズキの世界戦略車として「欧州でも通用する走り」を追い続けてきた歴史があるので、その辺りの心配は全くないと言っていいでしょう。
その一方、多くのクルマ好きが気になっているのは、「次期スイフトスポーツはどうなってる?」ということでしょう。
スズキの機密保持は日本の自動車メーカーの中ではトップクラスなので、ウワサすら聞こえてきませんが、次期モデルは間違いなく存在します。
では、どのようなモデルになるのでしょうか。
エクステリアはスイフトをベースによりスポーティな意匠を採用するのは間違いないですが、現行モデルよりも「大人スポーツ」、「先進性」を意識したディテールになると思われます。
変更ポイントはフロント/リアだけでなくサイドも専用品になるはず。サイズアップはスイフト・コンセプトの写真を見る限りは現行モデルと“ほぼ同等”と考えていいでしょう。
インテリアは現行モデルと同じように、専用のメーターやスポーツシート、カラーコーディネイトなどにより、スポーツ性が高められると思われます。
メカニズムはどうでしょうか。世の中のスポーツモデルにも電動化の波が押し寄せていますが、次期スイフトスポーツもその流れは多いにあり得ます。
そのヒントは現行スイフトスポーツにありました。実は欧州向けは日本向けと異なるパワートレインを搭載しています。
日本向けは1.4リッターターボ(K14C:140ps/230Nm)ですが、欧州向けは1.4リッターターボ(K14D:129ps/235Nm)にISG(13.6ps/53Nm)+リチウムイオンバッテリーなど48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載しています。
筆者は次期スイフトスポーツではこのシステムを日本向けにも展開すると予想。
電動化による重量増が気になる所ですが、現行スイフトのガソリン車とマイルドハイブリッドモデルの車両重量差は10kg。モーター出力が違うので一概には言えませんが、現行モデル+微増である事を願いたい所です。
シャシ関係は専用のサスペンション、タイヤ、ハブ(114.3-5H)をはじめとする走りの要の部分はスイフトスポーツ専用になるのは間違いないでしょう。
走りの方向性は大きく変わる事はないと思いますが、現行モデルは安定方向かつGT的なセットアップだったので、その辺りがどう進化・熟成しているのか、気になる所です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。