横浜湘南道路の建設に合わせて、神奈川県内の国道1号の原宿交差点から金沢方面に向かう県道などで27日間の夜間通行止めが計画されています。現場では鋼鉄製の橋桁を架ける工事が行われる予定です。

　横浜湘南道路は、栄IC・JCT（仮称、横浜市栄区）と藤沢IC（神奈川県藤沢市）を東西に結ぶ計画です。

　両端で接続する高速横浜環状南線（建設中）や新湘南バイパスとともに、圏央道を構成します。

　道路は延長7.5km、4車線、設計速度80km／hで、本線は両端を除き5.6kmの長い地下トンネルとなり、途中には換気所が2か所造られます。

　開通予定が2024年度とされてきましたが、工事の難航により撤回され現在は未定です。

　今回はこの道路の橋桁を架けるため、近くを通る県道23号と市道下倉田第406号線は夜間通行止めとなります。

　国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所によると、期間は、2023年10月9日から11月中旬までのうち延べ27日間。時間は一部を除き各日夜0時から朝5時までです。

　県道23号の原宿交差点から品川団地入口交差点までは大型車が通行止め。さらにその先の、県道23号と市道が交わる田谷交差点付近（横浜市栄区）は普通車・大型車ともに通行止めです。

　期間中、田谷交差点付近でクレーンを使って高架橋の桁や床版を架設する工事が実施されます。