「中国道へ迂回を」 山陽道は再開めど立たず トンネル火災の「甚大な被害」とは

山陽道は、トンネル火災の影響で通行止めが長引いています。「甚大な被害が発生」しているため、復旧には相当の時間を要する見込みといいます。

播磨JCT~赤穂IC間で通行止め続く

 山陽道の尼子山トンネル(延長592m)で2023年9月5日未明に発生した車両火災の影響で、6日14時現在も播磨JCT~赤穂IC間の上下線で通行止めが続いています。

 NEXCO西日本は「甚大な被害が発生」「復旧には相当の期間を要する見込み」として、中国道への広域迂回を呼び掛けています。

コンクリート表面が剥離した尼子山トンネル(画像:NEXCO西日本)
コンクリート表面が剥離した尼子山トンネル(画像:NEXCO西日本)

 火災は5日の深夜1時頃に発生。下り線(岡山方面)を走っていた大型トラックから出火し、後続車含め33台が焼損、8人が搬送されました。

 消防車29台などが出動し、火災は発生から19時間後の5日20時8分に鎮圧されましたが、消火活動は継続中です。

 NEXCO西日本によると、火災の影響で、トンネルはコンクリート表面の剥離や照明の焼損などを確認。このため「道路復旧には相当の期間を要する見込み」とし、中国道や国道2号などへ迂回するよう呼び掛けています。

 山陽道と中国道が並行する神戸JCT~山口JCT間の場合、山陽道経由の所要時間は約4時間40分ですが、迂回ルートとなる中国道経由は約5時間40分です。

 NEXCO西日本は「引き続き、早期の道路復旧と通行止め解除に向けて対応を進めていく」としています。

【画像】トンネル照明の焼損状況などを写真で見る(5枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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