インコに気を取られて事故!? 「クルマの窓から顔を出すペット…」 よく見る光景だけど違反になる条件とは
過去には犬や鳥を乗せていたことが原因で逮捕されたことも! どんなことがあった?
2020年5月には札幌市において、運転席に飼い犬のスコティッシュテリアを乗せて運転していた男性が乗車積載方法違反の疑いで逮捕されています。
この事案は、警察官が運転席側の窓から顔を出している犬を発見してクルマを停車させたものの、男性が走り去ろうとしたことから逮捕されたものです。
そのため、ドライバーの膝にペットを乗せて運転したからといって直ちに逮捕されるわけではありませんが、交通違反に当たるという認識は持っておきましょう。
さらに2022年1月には神奈川県川崎市において、助手席に乗せていたインコに気を取られてよそ見をした女性ドライバーが、自転車2台をはねて3人を死傷させる交通事故が発生しています。
警察の調べでは、飼っているインコの様子がおかしく、病院へ連れて行く途中の事故だったと報じられています。
ペットは飼い主にとって家族同然の存在ではありますが、クルマに乗せる際には運転の妨げにならないよう注意しなければいけません。
たとえばペットはキャリーケースやケージなどに入れて後部座席に置く、ペット用のシートベルトを設置する、同乗者に管理してもらうといった対策が必要といえるでしょう。
またSNS上では「急ブレーキでペットが頭をぶつけて眼球が飛び出た」、「大切な家族ならキャリーに入れた方が良い」といった意見も寄せられており、ペットの安全のためにも必要な措置をとることが重要です。
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ペットのクルマの乗せ方によっては交通違反に該当する場合があります。
交通事故を起こさないため、また大切なペットが乗車中に怪我をしないためにも、十分な対策を講じておいたほうが良いでしょう。
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