トヨタ新型「ヤリスクロス」発表! まるで小さな「RAV4」!? タフ顔でちょっとビッグな「高級独自仕様」が越に登場

2023年8月18日、トヨタのベトナム法人は新型「ヤリスクロス」を同年9月19日に発売すると発表し、画像を公開しました。画像に映し出された新型「ヤリスクロス」は、日本の「ヤリスクロス」とは違う、海外市場専用の“大きなヤリスクロス”のようです。

新型「ヤリスクロス」発表!9月19日発売へ

 2023年8月18日、トヨタのベトナム法人は新型「ヤリスクロス」を同年9月19日に発売すると発表し、画像を公開しました。
 
 この画像を見ると、ここで言う新型「ヤリスクロス」は、日本の「ヤリスクロス」よりも一回り大きな、フィリピンなど国外で販売される“日本とは異なる”ヤリスクロスのようです。

なんか”小さいRAV4”っぽい?トヨタ新型「ヤリスクロス」(画像はフィリピン仕様)
なんか”小さいRAV4”っぽい?トヨタ新型「ヤリスクロス」(画像はフィリピン仕様)

 日本で“ヤリスクロス”といえば、コンパクトカー「ヤリス」とプラットフォームを共有する“コンパクトSUV”ですが、2023年5月にインドネシアで、デザイン、ボディ(シャシ)などすべてが異なるモデルが世界初公開されています。

 今回ベトナムに投入される予定の新型ヤリスクロスも、このモデルでそのコンセプトは「ソリッド&ダイナミック」。

 ボディサイズは全長4310mm×全幅1770mm×全高1615mm、ホイールベースは2620mm、最低地上高は210mmで、日本のヤリスクロス(全長4185-4200mm×全幅1765mm×全高1580-1590mm、ホイールベース2560mm、最低地上高160-170mm)よりも明らかに大きな設定です。

 エクステリアは、ボリューム感あふれる精悍なボディと特徴的なキャラクターラインがサイズ以上の重厚な雰囲気を放っているほか、傾斜したルーフデザインとワイドフェンダーの組み合わせにより、どこから見ても安定感のあるシルエット。一見すると“縮小版「RAV4」”のような印象です。

 ベトナムに導入されるモデルでは、ボディカラーは「単色からツートンカラーまで多彩な外装色でお客様の個性を自由に表現できます」とされており、詳細は公開されていませんが、様々なボディカラーを選べるものと見られます。

 インテリアは、全体的にはスポーティな仕上がりとしつつも、ワイドでソフトなダッシュボードパネルを採用し、車格以上の高級感を感じられます。

 パワートレインについて詳細は公開されていませんが、ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルが用意されるとされており、フィリピンで用意される最高出力106馬力・最大トルク138Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンと、最高出力91馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒エンジン+モーターの2種類が同様に用意されるものと見られます。

 先進安全装備には、プリクラッシュシステム(PCS)、オートマチックハイビーム(AHB)、車線維持支援(LKC)、オートマチックハイビーム(AHB)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)など豊富な装備が用意されます。

 トヨタのベトナム法人は、今回の新型ヤリスクロス導入について、以下のように記載しています。

「新型ヤリスクロスの導入を通じて、SUVを愛する顧客に幅広い選択肢を提供するとともに、製品とサービスの向上に努めます。

 モダンなデザイン、個性、優れた装備を備えたヤリスクロスは、多くのベトナムのお客様に愛され、選ばれる商品となることを約束します」

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