斬新「“4WD”スポーツカー」に注目! “GRカローラ”サイズで「420馬力超え」ターボエンジン&スポーティな“専用装備”で武装! 過激なメルセデスAMG「AMG A 45 S」とは?

コンパクトハッチバックの実用性と、本格スポーツカー級の走行性能を両立したメルセデスAMG「A 45 S 4MATIC+」。生産終了後も高い人気を維持する同モデルは、最高出力421PSを発生する強力なエンジンや迫力ある内外装が大きな魅力です。その特徴や装備内容をあらためて振り返ります。

GRMNカローラのライバル!? 最強クラスのコンパクトスポーツカー

 2026年に入ってから、スポーツモデルの話題はこれまで以上に盛り上がりを見せています。

 5月にはトヨタ「GRヤリス」の「MORIZO RR」や「Sebastien Ogier 9x World Champion Edition(セバスチャン・オジエ 9x ワールドチャンピオン エディション)」が登場し、レクサスも「LBX MORIZO RR」の一部改良モデルを投入。

 さらに、ホンダは「Super-ONE」を発売したほか、6月にはトヨタ「GRMNカローラ」の発表が話題となるなど、コンパクトなボディに本格的な走りを詰め込んだモデルへの注目が高まっています。

 こうした高性能コンパクトカーへの関心が高まるなか、中古車市場で改めて存在感を放っているのが、メルセデスAMGの「A 45 S 4MATIC+」です。

 すでに新車販売は終了していますが、コンパクトカーの枠を大きく超えた圧倒的なパフォーマンスによって、現在でも多くのファンを魅了し続けています。

コンパクトボディに最高出力421PSのエンジンを搭載した高性能ホットハッチ
コンパクトボディに最高出力421PSのエンジンを搭載した高性能ホットハッチ

 メルセデス・ベンツのコンパクトハッチバック「Aクラス」をベースとしながら、メルセデスAMGの技術を惜しみなく投入したこのモデルは、実用性と圧倒的なパフォーマンスを高次元で融合した一台として知られています。

 ベースとなるAクラスは1997年に初代モデルが誕生し、現行世代となる4代目は2018年に登場しました。

 従来モデルよりもさらにスポーティなデザインへ進化し、低く構えたフロントフェイスとワイドなスタンスによって、コンパクトカーとは思えない存在感を放っています。

 なかでもA 45 S 4MATIC+は、AMG専用デザインによって標準モデルとの差別化が図られています。

 フロントにはAMG専用の縦型ルーバーを備えたパナメリカーナグリルを採用。大型エアインテークを備えたフロントバンパーと組み合わされることで、ひと目で高性能モデルと分かる迫力ある表情を実現しています。

 サイドビューでは張り出したフェンダーや大径ホイールが力強さを演出。コンパクトなボディでありながら、スポーツカーのような安定感のあるシルエットが特徴です。

 リアに目を向けると、専用ディフューザーや4本出しエキゾーストエンドが存在感を主張します。

 エンジンを始動した瞬間からAMGらしいサウンドが響き渡り、見た目だけでなく聴覚でも特別なモデルであることを感じさせてくれます。

 ボディサイズは全長4455mm×全幅1850mm×全高1410mm、ホイールベース2730mmと、トヨタのGRカローラ(全長4410mm×全幅1850mm×全高1480mm)に近い大きさです。

 高性能モデルとしては比較的扱いやすいサイズでありながら、全幅1850mmのワイドなボディによって安定感のあるスタイリングを実現しています。街中での取り回しと高速走行時の安心感を両立している点も魅力のひとつです。

 インテリアにおいても、A 45 S 4MATIC+はAMGならではの世界観が表現されています。運転席に乗り込むとまず目を引くのが、大型ディスプレイを一体化した先進的なコックピットです。高級感と未来感を兼ね備えたデザインは、現在でも古さを感じさせません。

 インフォテインメントシステムには「MBUX」を搭載しており、音声認識機能によってナビゲーションや空調などを操作できます。

 日常的な利便性はもちろん、先進装備を積極的に取り入れるメルセデス・ベンツらしさも感じられる部分です。

 また、スポーツ走行を意識したAMGパフォーマンスステアリングや専用スポーツシートも大きな特徴です。

 身体をしっかり支えるホールド性能を確保しながら、長距離移動でも快適性を損なわない設計となっています。

 さらに、アルミ調パネルやスポーツペダル、随所に配置されたAMGロゴなどによって、車内全体に特別感が演出されています。

 コンパクトカーでありながら、上級スポーツモデルに匹敵する質感を備えている点も高く評価されています。

 もちろん、A 45 S 4MATIC+最大の魅力はその走行性能です。搭載されるのは、職人が手作業で組み上げる2リッター直列4気筒ターボエンジン「M139」です。

 最高出力421PS、最大トルク500Nmを発揮し、量産2リッターエンジンとしては2026年時点においても世界トップクラスの性能を誇りました。

 トランスミッションにはAMGスピードシフトDCT 8速デュアルクラッチを採用し、駆動方式は高性能4WDシステム「4MATIC+」です。

 この組み合わせによって、コンパクトハッチバックとは思えない鋭い加速性能と高いコーナリング性能を実現しています。

 2019年発表当時の新車価格(消費税込み)は790万円でした。コンパクトカーとして見ると高額ですが、その内容を考えれば単なるAクラスの上級仕様ではなく、本格的なAMGモデルとして開発されたことが分かります。

 そしてAクラス高性能モデルのフィナーレを飾る存在として、2024年11月には全国300台限定の「A 45 S 4MATIC+ Final Edition」も登場しました。

 専用デカールや19インチ鋳造アルミホイール、固定式リアウイングなどを装備した特別仕様車で、現在では希少な限定モデルとして中古車市場でも存在感を示しています。

【画像】超カッコイイ! “GRカローラ”サイズで「420馬力超え」の斬新「“4WD”スポーツカー」です!(29枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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