新型「コンパクトSUV “グリズリー”」初公開! 全長4.5m未満のボディ&“広々室内”採用! クーペSUV&ガソリンモデルもあるフィアットの新たな“世界戦略車”伊国で発表!
フィアットは2026年6月、新たなグローバルモデルとなるCセグメントSUV「グリズリー」と、その派生モデル「グリズリー ファストバック」の画像を初公開しました。全長4.5m未満のボディに広い室内空間を備えた2台は、いったいどのようなモデルなのでしょうか。
フィアットが世界戦略の要となる新型SUVを初披露
ステランティスのイタリアブランド、フィアットは2026年6月3日(現地時間)、新たなグローバルモデルとなるCセグメントSUV「グリズリー(Grizzly)」と、「グリズリー ファストバック(Grizzly Fastback)」の画像を公開しました。
今回披露されたのは、ブランドのグローバルラインナップを拡充し、Cセグメント市場での存在感を高めることを目的とした2台の新型モデルです。
フィアットによれば、グリズリーとグリズリー ファストバックは、共通のグローバルプラットフォームを基盤に、世界中のユーザーに向けて開発されました。
2台は、フィアットが掲げる“民主的なモビリティ”というビジョンを具現化しつつ、それぞれが明確に異なる個性を備えているといいます。
まずグリズリーは、多用途で広々とした親しみやすいSUVとして位置づけられています。日常の街乗りから長距離ドライブまで、ファミリーユースに自然に適したモデルとされます。
よりアップライト(直立的)でコンパクトなプロポーションが特徴で、室内空間と実用性、なかでも頭上空間とキャビンスペースを最大限に引き出すとしています。
いっぽうのグリズリー ファストバックは、よりダイナミックで洗練された性格を表現しています。

なめらかなシルエットと、より上質で表情豊かなルックスを採用し、荷室の前後方向の容量を重視。長距離の旅やライフスタイル志向の使い方を想定したモデルとされています。
異なる個性を持つ2台ですが、共通する狙いもあります。それは、上質なインテリアや細部へのこだわり、そして日々の暮らしをシンプルにするための技術によって、車内体験を高めることです。
注目すべきは、両モデルが全長4.5m未満というコンパクトなサイズに収まっている点です。
そのうえで、卓越した室内空間とクラス最大級の荷室容量を実現しており、これが両車の重要な特徴となっています。
パワートレインは、ガソリンモデルからBEV(バッテリー式電気自動車)まで幅広く設定される予定です。
また、両モデルとも力強い存在感と特徴的なLEDシグネチャーを備えている点も共通しています。
グリズリーとグリズリー ファストバックは、グローバルな産業プロジェクトの一環として、世界各地で展開される予定です。
これにより、競争力と柔軟性を確保するとともに、欧州、中東、ラテンアメリカといった重要市場との近接性を高めるとしています。
フィアットのCEOであり、ステランティスのグローバル最高マーケティング責任者でもあるオリヴィエ・フランソワ氏は、「コンパクトSUVのグランデパンダは、手の届くファミリーカーへのフィアットの回帰を象徴するものでした。グリズリーとグリズリー ファストバックによって、このラインナップを完成させます」とコメントしています。
さらに同氏は、2台について「異なるニーズやライフスタイルを想定して設計されていますが、スマートで身近、そしてフィアットのデザインDNAに根ざしているという同じ考えを共有しています」と説明。「充実した一貫性のあるラインナップによって、フィアットをファミリーモビリティ市場の中心へと連れ戻すものです」と語っています。
グリズリー ファミリーは、2026年後半に欧州および中東・アフリカ地域で導入される予定です。なお、今回の発表では価格や詳細なスペックなどは明らかにされていません。
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グランデパンダに続き、フィアットはグリズリーとグリズリー ファストバックを投入することで、グローバル市場におけるラインナップをさらに拡充します。全長4.5m未満という扱いやすいサイズと優れた実用性を兼ね備えた新型モデルだけに、今後明らかになる詳細に注目が集まりそうです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。



































