えッ…! 前から「原付が逆走してきた!」 一方通行なのに無視良いの? 実は「OK」な場所が! 背景は?
渋谷駅の周辺には、一方通行であるにもかかわらず、原付は規制対象から除外されているという全国的にもめずらしい道路が存在します。その背景には、その地域ならではの事情があるようです。
一方通行なのに原付「逆走可」!?渋谷にある謎の道路とは
全国各地には一方の方向にしか通行出来ない「一方通行」の道路が多数存在します。
そのほとんどはクルマやバイクが対象となっていますが、渋谷駅の周辺には原付だけ「逆走」出来る道路が存在するといいますが、なぜなのでしょうか。
警察庁によれば、一方通行は「車両の相互通行に伴う複雑、危険な交通状態を単純化して交通容量を増大させ、交通の安全と円滑を図ること」を目的としているといいます。
そのため、クルマのすれ違いが困難なほど道幅が狭いにもかかわらず交通量が多い道路のほとんどは一方通行となっています。
一方通行の道路の逆走は「通行禁止違反」として違反点数2点、7000円(普通車)の反則金が科されます。
交通標識は原則としてすべての車両を対象としていますが、市街地における一方通行の道路の多くには「軽車両を除く」などの補助標識があるため、自転車が規制を受けることはまれです。
逆に言えばほとんどの場合、クルマやバイクが一方通行の規制を受けることになります。
そんななか、東京都渋谷区には、自転車などの軽車両に加えて「原付を除く」という補助標識のある一方通行の道路が存在しています。
全国的にもめずらしいこの一方通行は、「鉢山町交番前」から「桜丘郵便局前」までの約200mの道路(渋谷区特別区道870号線/野沢通り)とそれに接続する付近の一部の道路が該当します。
この地域の一方通行のすべてに「原付を除く」の補助標識があるわけではなく、原付の「逆走」が認められている区間はごくわずかです。
渋谷センター街や代官山も徒歩圏内にあるこの地域は、平日・週末問わず多くのクルマで混雑しています。
一方通行の起点には「この道路、原付は逆走『可』」との注意書きもありますが、初めてこの道を通るユーザーは「一方通行なのに前から原付が来た」と驚くケースも多いようです。
この道路の周辺にある会社に勤める男性は次のように話します。
「一方通行のわりには道幅が広い道路なので危ないと感じたことはありませんが、クルマと反対の方向から原付がやってくるので最初はかなり戸惑いました。
当初は『不届き者』が多いのかと思っていましたが、大手企業の原付も『逆走』していたので調べてみたところ、『原付は除く』の補助標識を見つけてやっと理解できました」
京都市伏見区の区役所周辺はもっと広範囲で原付どころか二輪全般で逆行可能な一方通行道路があります。
他県から来ると一瞬「えっ!」となることがあります。
それを見て乗用車も逆行することがありますが、車は不可です。
まず、記事の書き方に問題があるとおもいます。
そもそも、原付を除くとあるわけですから「通行可能」であって、「逆走OK」ではなく「逆走のように見える」だけで逆走ではありません。「車のほうが正解」のような狭い視点で書かれている記事に思えます。
全国各地に二輪全般がや軽車両が通行可能な標識は多々あります。 ちゃんと下調べしてから記事を書かれたほうが良いかと思います。
二輪を除くって一方通行は日本各地に結構あるね。
そういうとこは間違って、あるいは確信犯的に逆走する車がおおいので、サイン会に案内する警察も高頻度で出現する。