角目4灯のレトロ顔「ハイエース」発売へ! 車中泊仕様もある「カリカ」378万円から
2023年6月15日、アルパインニューズは、トヨタ「ハイエース」をクラシカルな印象に変えた「Carica(カリカ)」を6月29日に発売すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
“レトロ顔のハイエース”発売へ
2023年6月15日、アルパインニューズは、トヨタ「ハイエース」をクラシカルな印象に変えた「Carica(カリカ)」を6月29日に発売すると発表しました。

カスタマイズカーの企画・開発・販売を行うアルパインニューズのカリカは、2023年1月11日に、オリジナルデザインのニューカスタマイズカーとして「Havana(ハバナ)」と同時に発表されたモデルです。
カリカの由来は、「California dreaming car(カリフォルニア ドリーミング カー)」。同社はこのクルマについて「自由に生きること、青い空と海と共生することを夢見て若者たちが集まるCalifornia Beachの世界観をイメージした」と説明しています。
そのエクステリアは、角型横4灯ヘッドライトに象徴される個性際立つデザインとオリジナルのボディカラーで、一見するとベース車両がハイエースとはわからないほど、クラシカルでおしゃれな雰囲気に変貌しています。
カリカには、メッキパーツが多用された「US style」と、一部樹脂パーツを用いて1980年代から1990年代にかけての欧州車を思わせる「EURO style」の2種類がラインアップ。
搭載されるカーエレクトロニクスは、アルパイン製の大画面ナビやディスプレイオーディオ、前方後方のドライブレコーダー機能付きデジタルインナーミラーなどをオプションで用意しています。
さらに、アクティブにレジャーやアウトドアカーライフスタイルを存分に楽しむオーナー向けに、車中泊ベットキット「+STAY」と拡張型テント「+STAY-EX」も設定しています。
今回発売日の発表とともに、多くのユーザーからの要望があったというハイエースのDXグレードにも対応し、2023年6月17日から受注を開始しています。
また、あわせてユーザーの車両をベースとしてカリカに架装するプログラム「Carica Conversion Program(カリカ コンバーションプログラム)」の提供も開始されます。
価格は、コンプリートカーとしての販売で、US styleの新車ベースが428万円から、中古車ベース(走行距離約5万km)が378万円から、EURO styleの新車ベースが438万円から、中古車ベース(走行距離約5万km)が388万円からです。
「Carica Conversion Program」としての販売では、US styleの構造変更を含むフルコンバージョンが218万円から、構造変更を含まないセミコンバージョンが188万円から、EURO styleの構造変更を含むフルコンバージョンが228万円から、構造変更を含まないセミコンバージョンが198万円からです。
※ ※ ※
当初、カリカとハバナを合わせた2023年度の年間生産台数は200台の予定でしたが、アルパインニューズは「想定以上の商談予約、また大変多くのお問い合わせを頂戴している状況から、当初の生産計画を大幅に見直し、初年度生産計画台数を400台へと拡大することと致しました」としており、その人気ぶりが伺えます。
Writer: くるまのニュース編集部
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