顔がスゴイ! ダイハツ”ド派手”「人気ワゴン」がいっぱい! “強烈2トーン”採用のダイハツ「トール」カスタムがアツかった
過去の東京オートサロンでダイハツの人気ハイトワゴン「トール」をカスタムしたコンセプトカーが複数登場していました。なかには「ド派手」とも言えるものもありますが、どのようなカスタムが施されていたのでしょうか。
ド派手「トール」複数存在!? 存在感マシマシのカスタム車とは?
ダイハツのハイトワゴン「トール」とそのOEM車であるトヨタ「ルーミー」は、合算すると国産普通乗用車の販売台数ランキングで上位に位置する売れ筋のクルマです。
そんなトールですが、過去の東京オートサロンで上級ミニバンにも負けない迫力を持つコンセプトモデルが登場していました。
トールは、ダイハツが軽自動車で培ったノウハウを活かし、「子育てファミリーの日常にジャストフィットするコンパクトファーストカー」として2016年11月に登場しました。
同時に、トヨタ「ルーミー」やスバル「ジャスティ」としてそれぞれOEM供給されており、なかでもルーミーは2022年度の新車販売台数ランキングで4位(9万9307台)を記録するなど、3車種を合計すれば国産普通乗用車のなかでもトップレベルの人気を誇ります。
全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmとコンパクトなボディサイズにもかかわらず両側スライドドアを採用。室内長も2180mmを確保し、室内高も1355mmとサイズにしてはかなり大きな居住スペースを持つことが特徴です。
前後シートはウォークスルーが可能なほか、フルフラットにすることもでき、各種収納やカップホルダーを多く設けるなど、利便性を高める工夫がなされています。
さらに、2020年9月に実施した改良では、内外装のデザインを刷新しただけでなく、先進運転支援「スマートアシスト」の機能向上を図り、全車速対応のアダプティブクルーズコントロールを新設定したのに加え、停車時にブレーキを踏んだ状態を維持する電動パーキングブレーキの採用など、機能性を大幅に向上。
その一方で価格(消費税込)は156万6500円から210万円と比較的低く抑えている点も魅力的なポイントと言えます。
そんなトールですが、ダイハツはカスタムカーの祭典である東京オートサロンにトールのコンセプトモデルを何度か出展していました。
2018年では、2台のトールを展示。
1台は「SPORT」というテーマでかつての「シャレードデトマソ」や「ミラ TR-XX」など、往年のホットハッチが目指した精悍さと上質さを表現。
ボディカラーは赤と黒のツートンカラーでフロントリップスポイラーやサイドスカート、リアスポイラーを装備し一気にスポーティなイメージを強めました。
さらに、シルバーリム・ゴールドディスクのホイールを装備し、存在感を強めています。
一方で、もう1台の「PREMIUM」はパールホワイトのボディにメッキパーツやエアロパーツを装備し、優美さと迫力を表現したといいます。
こちらはフロントグリルからヘッドライトまで繋がったデザインのメッキ加飾をはじめ、標準モデルとは異なるデザインのロアグリルを採用したバンパーなどで、高級感が高められました。
続く2019年の東京オートサロンでも、トールのエアログレード「カスタム」をベースにした「プレミアム Ver.」を公開。
ヘッドライト側面からテールライトにかけてピンストライプが貼付され、上部はブラック、下部はホワイトの2トーン塗装をまとっています。
さらに、グリル内とヘッドライト下部にはブルーに点灯するアクセントライトが配されています。カスタムグレードのエアロパーツとも相まって上級ミニバンにも匹敵する強い存在感を放っています。
そして2021年も「トール プレミアムVer. with D-sport」を公開し、2019年のコンセプトカーと共通性を感じさせながらもブルーとシルバーの塗装とすることで、今度はスポーティな雰囲気へと仕上げました。
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こうした意欲的なコンセプトカーも披露されるトールですが、登場から7年目を迎えてモデルチェンジを期待するユーザーも少なくありません。
未だハイブリッドモデルが設定されていない点なども考慮すると、この魅力的なパッケージングを維持しつつ、基本性能の刷新を図った新型の登場が待たれます。
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