那覇空港へは「迂回を」 最寄りの「豊見城・名嘉地IC」一部出入口を撤去へ 延伸工事本格化
那覇空港道の豊見城・名嘉地ICにある空港側出入口が、延伸工事に伴い撤去されます。接続する国道の車線規制も予定されており、渋滞が発生する見込みです。
空港側ランプを通行止めに
内閣府沖縄総合事務局は2023年6月7日、那覇空港道の延伸工事に伴い、豊見城・名嘉地IC(沖縄県豊見城市)の空港側出入口を7月4日に廃止すると発表しました。
那覇空港道は沖縄道と一体となって、沖縄本島全域と那覇空港を結ぶ自動車専用道路です。那覇都市圏の環状道路としての機能も担っており、那覇市内や南部地域の渋滞緩和、物流の円滑化に寄与します。
現在は沖縄道の西原JCT(西原町)から豊見城・名嘉地ICまでの12.1kmが開通しており、豊見城・名嘉地IC~那覇空港IC間が建設中です。
豊見城・名嘉地ICは、県道256号に接続するランプと、空港側(約1km西側)で国道331号小禄バイパスに接続するランプがありますが、このうち空港側ランプは7月5日から通行できなくなります。
7月5日以降、同ICは県道256号のランプのみが通れますが、撤去工事に伴い小禄バイパスも車線規制が行われるため渋滞が発生する見込みです。
沖縄総合事務局は、空港や糸満市役所方面へ向かう際、豊見城・名嘉地ICを通らないルートへの迂回を呼び掛けています。
なお、那覇空港道は今回通行止めにする空港側ランプの一部を転用する形で、那覇空港へ延伸する計画です。開通時期は、関係機関の協議などが順調に進んだ場合、「2021年4月から5か年程度」としています。
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