ホンダの「ターボ×6速MT」軽ワゴンがスゴい! もはや懐かしい「反転TURBOステッカー」も復活!? アンダー160万円からの「N-ONE」とは
ホンダはFFの軽自動車でターボエンジンと6速MTを組み合わせた初のモデルとして軽自動車「N-ONE」を展開していますが、どのような特徴があるのでしょうか。
クルマ好きの心を上手に掴んで離さない…ホンダ「N-ONE」とは
いまから30年以上前、デートにクルマがマストだった時代にはさまざまなカスタムグッズが流行りました。
なかでも、ターボ車に反転した「TURBO」というステッカーを貼るステッカーチューンはイカすアイテムとして一定数の人気を誇ったのです。その反転TURBOステッカーが2020年の現在に新たなステッカーアイテムとして復活したといいます。
なぜいまになって復活することになったのでしょうか。
ホンダは2012年に初代「N-ONE」を発売しました。デザインは同社初の軽乗用車「N360」をモチーフとし、時代の変化にとらわれないタイムレスなデザインが特徴のプレミアム感のある軽自動車として誕生しました。
2代目となる現行モデルは、初代の構成する「丸・四角・台形」を基本のカタチと定めることで、安心感と走る楽しさを感じられるデザインを追求したといいます。
エクステリアは、バンパーやグリルを垂直に立て、そしてバンパー下部を踏ん張り感のあるデザインとすることで、前進感を演出。
さらに彫りの深いヘッドライトも特徴で、リアもワイド感のあるデザインとすることで、どこから見ても安定感のあるデザインを実現しました。
インテリアは、水平基調な形状のインストルメントパネルを採用する他、充電用USBジャックや各種収納も使いやすい位置にレイアウト。
さらに前席にはセパレートシートを装備し、シートの間にさっと荷物を置くことも可能としている他、軽自動車初のリアシートリマインダーを採用し、荷物の置き忘れの注意喚起がメーターに表示されます。
パワートレインは、自然吸気とターボの2通りが用意され、トランスミッションはCVTと6速MT(RSグレードのみ)を選択でき、ターボエンジンと6速MTの組み合わせはFFの軽自動車では初となりました。
初代から2代目となってもデザインが大きく変わらなかった背景について、当時ホンダ広報部は「多くのお客さまがスタイルにほれ込んでN-ONEを選んでくれている」と説明していました。
そんなN-ONEですが、2代目の発売から2年半ほどが経ちますが、現状の動向はどうなっているのでしょうか。首都圏のホンダ販売店は次のように話しています。
「ホンダの軽乗用車としては圧倒的にN-BOXが人気です。他にN-WGNとN-ONEがラインナップされます。
N-BOXは背の高いスライドドアが付く人気のジャンル、N-WGNは扱いやすい軽セダンとして年配層から支持されています。
その一方でN-ONEは、先代からそのデザインを気に入って購入される人や、この2代目からMT車が設定されたことで走りが好きな人などが検討されます」
実際にSNSを見るとRSグレード(MT車)に乗っているユーザーの投稿が多くみられ、思い思いのN-ONEライフを楽しんでいるようです。
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また軽自動車ということもありN-ONEの価格帯グレードは、自然吸気仕様の「オリジナル」グレードの159万9400円からターボ仕様の「プレミアムツアラー」グレードの202万2900円と、手に入れやすいのも魅力です。
最初の方に「2012年に登場した初代のデザインは…」とありますが、その前にN-ONEとの記載がありません。
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。