スズキの新型「快速ハッチバック」登場は今年? MT仕様でアンダー190万円の現行はどう? スイスポの近況いかに
2017年9月に登場したスズキ「4代目スイフトスポーツ」ですが、現状はどのような感じなのでしょうか。また噂されるフルモデルチェンジはいつ頃なのでしょうか。
新型スイフトスポーツはそろそろフルモデルチェンジ? 現行はどんな感じ?
最近のスポーティなハッチバックといえばトヨタ「GRヤリス」、「GRカローラ」、日産「ノートオーラNISMO」といったものが挙げられます。
そうしたなかでスズキ「スイフトスポーツ」は現行の発売から6年目でも一定数のクルマ好きから注目されるモデルですが、最近の動向はどうなっているのでしょうか。
スズキのコンパクトハッチバック「スイフト」のスポーツ仕様といえるスイフトスポーツは、2003年6月に初代が登場しました。
そのベースは日本市場に設定が無い欧州向けボディに専用ストラットタワーバーを装着し、3ドアハッチバックとしてスポーティな仕上がりとなっています。
2005年9月には、専用開発された高剛性プラットフォームを採用する2代目が登場。
初代が軽自動車「Kei」や「ワゴンRプラス」から派生したのに対し、2代目は小型登録車専用ボディ&シャシとして設計したモデルです。
3代目は、2011年12月に登場。ボディサイズは若干拡大しましたが、超高張力鋼板を積極的に使用し、ホイールやタイヤ、ブレーキなど徹底的な軽量化したことで、先代比で約10kg軽量化しました。
そして現行となる4代目は2017年9月に登場。エンジンが1.6リッターNAからダウンサイジングした1.4リッターターボに、トランスミッションはCVTから6速ATに変更されました。
ボディサイズで、全長3890mm×全幅1735mm×全高1500mmと、歴代とは異なり3ナンバー化しますが、高剛性で軽量な新プラットフォームの採用により、先代比70kgもの軽量化を実現します。
サスペンション形式やモンロー製ダンパーの採用は従来どおりですが、ワイドトレッドに対応するため多くの専用パーツを開発した他、ブレーキも大容量になり、増大したパワーに対応しています。
また直近では2020年5月の一部仕様変更では、安全装備は充実しました。
SNSでは、歴代通して「乗っていて楽しい」、「運転しているって感じ」、「次もスイスポに乗りたい」という声が見られています。
そんなスイフトスポーツですが、2023年5月時点の動向はどうなっているのでしょうか。首都圏の販売店は次のように話しています。
「去年(2022年)あたりからスイフト&スイフトスポーツがフルモデルチェンジするのではないかと噂されています。
そうしたこともあり、『次期型はいつ出るのか』という問合せを頂くことはありますが、現状では次期型モデルに関する情報はありません。
それ以外であれば、スポーティなハッチバックを検討されているお客様が他社と比較されるか、もしくはスイフトスポーツが好きな人が指名買いするという感じです」
また関西圏のスズキ販売店では次のように話しています。
「スポーティなハッチバックとしてGRヤリスやGRカローラが注目されていますが、価格帯が高価な他、中々手に入らないということでスイフトスポーツを検討されるお客様が稀にいらっしゃいます。
またスイフトスポーツは、188万円から設定されていることもあり、手軽にスポーティな走りが楽しめて、人や荷物がそれなりに積めるモデルを検討されているお客様にはピッタリなモデルです。
フルモデルチェンジに関して情報はまだありませんが、発売から6年目となることからそろそろ登場する可能性はありそうです」
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スポーティな走りが出来るハッチバックとして「ホットハッチ」と言われることもありますが、近年では新車で購入出来るモデルは少なくなっている他、高価格帯化や長納期という問題もあります。
そうした中でスイフトスポーツは比較的安く、早く手に入れることが出来ることから、クルマ好きからの需要は安定的にあるようです。
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