最高出力300馬力! 世界最強の「爆速ホットハッチ」日本導入! 最速にして最後のモデルが限定発売
2023年4月20日、ルノー・ジャポンは限定車「メガーヌ R.S. ウルティム」を発売しました。このモデルは、これまでルノーのスポーツモデルを象徴してきた「ルノー・スポール」の名を冠する最後のモデルとなるといいます。
「ルノー・スポール」の名を冠する最後のモデル
2023年4月20日、ルノー・ジャポンは、5ドアハッチバック「メガーヌ」のスポーツ性能を高めた限定車「メガーヌ R.S. ウルティム」を発売しました。
このモデルは、ルノーのスポーツモデルの開発やモータースポーツ分野の活動を担ってきた「ルノー・スポール」の名を冠する最後のモデルになるといいます。
ルノー・スポールは1976年に設立され、ルノーのスポーツモデルの開発のみならず、F1を始めとしたモータースポーツを担い、ルノーの技術開発からブランドイメージの向上まで大きく貢献してきました。
しかし、今後これらの役割はルノーグループの新たなスポーツブランド「アルピーヌ」に引き継がれることとなり、ルノー・スポールは47年の歴史に幕を閉じて役割を終えることとなりました。
メガーヌ R.S. ウルティムは、ルノー・スポールの設立記念日「1976年」にちなんで、全世界で1976台の限定数で販売されます。
5枚のドアを備えたハッチバックタイプのボディを持ち、サイズは全長4410×全幅1875×全高1465。ロザンジュ(ルノーのロゴとなる菱形)をモチーフとしたブラックマットストライブやブラックアウトされたロゴがボディ全体にあしらった、スポーティさを強調したエクステリアデザインです。
パワーユニットには最高出力300馬力と最大トルク420Nm(EDCモデル)を発揮する1.8リッターターボチャージャー付き直列4気筒エンジンを搭載し、6MTおよびEDCのトランスミッションを組み合わせて前輪を駆動します(FF)。
メガーヌ R.S. ウルティムは、メガーヌシリーズのスポーツモデル「メガーヌ R.S. トロフィー」に備わっていた、ロールを抑えたシャシーやトルセンLSD、鋳鉄製スリット入りブレーキディスクなどのスポーツ性能を高める装備を受け継ぎつつ、1本当たりの重量を2kg軽量化した19インチのアルミホイール「フジライト」を採用ことで、より高いスポーツ性能を実現しています。
また、内装のセンターコンソールには、ルノー・スポールモデルの開発ドライバーで、ニュルブルクリンク市販FF車の最速記録を保持するロラン・ウルゴン氏のサイン入りシリアルプレートが装着されます。
価格はEDCモデル、6MTモデルともに659万円(消費税込)。ボディカラーには「ジョン シリウスメタリック」「オランジュ トニックメタリック」「ブラン ナクレメタリック」「ノワール エトワールメタリック」の4色が用意されます(オランジュ トニックメタリック以外のカラーは有償オプション)。
また、メガーヌ R.S. ウルティムの発売に伴い、従来のスポーツモデル「メガーヌ R.S.」および「メガーヌ R.S. トロフィー」の生産は終了となり、これらモデルは在庫が無くなり次第、日本での販売も終了します。
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このメガーヌ R.S. ウルティムについて、開発ドライバーのウルゴン氏は以下のようにコメントしています。
「メガーヌ R.S.は、私の15 年に及ぶルノー・スポールでの仕事を象徴するモデルです。メガーヌは前輪駆動スポーツカーのリーダーであり続けるために、車の性能を絶えず向上させてきました。
ニュルブルクリンクでの最速記録は、情熱、アドレナリン、興奮に満ちた忘れられない挑戦であり、メガーヌ R.S. ウルティムというこの素晴らしい物語の最後を飾るバージョンに私がサインできることを誇りに思います」
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