「GWの大渋滞」本格的に復活か NEXCO各社が予測発表「東名50km」はじめ40km級予測も続々…特に混雑する日は?

高速道路各社が2023年のゴールデンウィーク期間の渋滞予測を発表しました。昨年より渋滞回数は増えそうです。

10km以上の渋滞は計356回

 NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本・JB本四高速・日本道路交通情報センターは2023年3月29日、高速道路のゴールデンウィーク(4月28日~5月7日の10日間)における渋滞予測を発表しました。昨年より混雑が増す見通しです。

渋滞する高速道路のイメージ
渋滞する高速道路のイメージ

 下り線は5月3日・4日、上り線は5月3日・4日・5日に渋滞が多く予測されています。

 10km以上の渋滞は上下線合わせて356回発生するとみられています。これは2022年実績の283回より多いですが、新型コロナ禍前である2019年実績の557回より少ない水準です。

 特に長い35km以上の渋滞予測は次のとおり(カッコ内は通常時より余計にかかる時間)。

●下り
・東名:5月3日7時頃、秦野中井IC付近で45km(+75分)
・中央道:5月3日5時頃、相模湖IC付近で45km(+100分)
・東北道:5月3日9時頃、羽生PA付近で40km(+55分)
・九州道:5月3日10時頃、鳥栖JCT付近で40km(+125分)
・中央道:5月4日6時頃、相模湖IC付近で40km(+90分)
・東北道:5月4日9時頃、羽生PA付近で35km(+45分)

●上り
・名神:5月3日9時頃、大津ICで35km(+110分)
・関越道:5月4日18時頃、高坂SA付近で35km(+45分)
・東名:5月5日15時頃、綾瀬スマートIC付近で50km(+90分)
・関越道:5月5日18時頃、高坂SA付近で40km(+55分)
・東名:5月7日15時頃、綾瀬スマートIC付近で45km(+80分)

 高速道路各社は、利用日や時間帯を変えるなど渋滞を避けた利用を呼び掛けています。また、実際に走る際も、全席シートベルト着用やこまめな休憩を心掛けるとともに、上り坂での速度低下に注意すること、車間距離を詰めすぎないこと、必要以上の車線変更は控えることも意識し、渋滞緩和に協力してほしいとしています。

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1件のコメント

  1. 下道のほうがトイレ問題も無いし色々と見て回れて楽しいのに、何が楽しくて渋滞が分かっていて高速を利用するのやら。そんなに行列が大好きなんでしょうかね。お金を払ってまで渋滞を楽しむ気が知れません。

    そういえば、こういう渋滞で何台のEVが電欠で走行不能になるのかまで記事にして欲しいな。

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