「山形PAスマートIC」に名称決定! 東北中央道に新たな出入口誕生へ 観光・産業振興に期待
東北中央道の山形PAに接続するスマートICの名称が「山形PAスマートIC」に決定しました。開設によってどのようなメリットが見込まれるのでしょうか。
山形PAに併設
山形市とNEXCO東日本東北支社は2023年3月17日、共同で事業を進めている東北中央道の山形PAに設置するスマートICの名称が「山形PA(やまがたピーエー)スマートインターチェンジ」に決まったと発表しました。
山形PAスマートICは、山形上山ICから北へ7.4km、山形中央ICから南へ3.0km、山形市街からだと西側に位置する山形PAに開設されます。
総事業費は19.8億円。2019年10月に国土交通省が事業許可し、2022年4月から本体工事に着手されています。
上下線で、ETC搭載の全車種が24時間、利用可能。一般道は市道西部工業団地村木沢線に接続します。
山形県によると、スマートIC周辺は、年間約30万人の来園がある西公園をはじめ、温泉、史跡、観光農園などのレジャー・観光施設や、工業団地、産業団地が隣接しており、さらには農作物集出荷所も点在。
そのため、スマートICの設置により、産業振興、交流人口の拡大などが図られ、地域経済の活性化が期待されるといいます。
また、高度救急医療機関への搬送利用や、周辺市町からのアクセス向上による広域連携機能の強化なども見込まれることから、東北中央道のストック効果を活用した多面的かつ広域的な整備効果も期待できるとしています。
「山形PAスマートIC」という名称は、分かりやすく簡潔であること、PAに設置される出入口であることが明確に判断できるといった理由から決定しました。
スマートICは、2023年度の開通を目指して建設が進められます。
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