無料の南北バイパス「東播磨道」21日延伸! 加古川バイパス~山陽道を結ぶ新ルート、全通まであと一歩

兵庫県で整備が進む自動車専用道路「東播磨道」(東播磨南北道路)のうち、八幡稲美ランプ~八幡三木ランプ間が2023年3月21日に開通します。

八幡稲美~八幡三木間が開通

 兵庫県内で、自動車専用道路「東播磨道」(東播磨南北道路)が2023年3月21日に延伸します。

八幡三木ランプの完成イメージ(画像:兵庫県)
八幡三木ランプの完成イメージ(画像:兵庫県)

 東播磨道は、加古川市にある国道2号加古川バイパスの加古川中央JCTから加古川沿いに北上し、小野市の国道175号三木バイパスまでを結ぶ延長12.1kmの地域高規格道路です。道路は暫定2車線や完成2車線、設計速度80km/hで整備されます。

 南半分の加古川中央JCT~八幡稲美ランプ間5.2kmは、2014年3月に開通。

 北半分の八幡稲美ランプ~国道175号ランプ(仮称)間6.9kmは、2014年4月に事業着手され、今回はそのうち八幡稲美ランプ~八幡三木ランプ間2.5kmが暫定2車線で開通します。

 開通する3月21日の午前には、ウォーキングイベントや開通式が開かれる予定です。

 東播磨道は、2024年度中の全線開通を目指して今後も建設が進みます。

 全線開通すると、東播磨・北播磨間の移動時間が短縮。これにより二次・三次救急医療機関への搬送時間短縮や周辺道路の混雑緩和、産業団地への設備投資などが期待されるといいます。また、三木バイパスを介して山陽道の三木小野ICへのアクセス性も向上します。

 加古川・小野の市役所間の所要時間は、未整備時の38分から、全通後は21分まで短くなると試算されています。

 国道2号と山陽道を南北につなぐ主要ルートは、この周辺では有料の阪神高速7号北神戸線や神戸淡路鳴門道、播但道が挙げられますが、全通後は無料の東播磨道もその役割の一端を担うことになります。

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2件のコメント

  1. 国道175号線まで開通すれば加古川付近の渋滞が緩和されるといいのですが…
    個人的には第二神明道路が値上げされてから明石西まで下道で行くことが多いですが
    こちらの道路を通ったほうが早いかもしれないです。
    無料の自動車道路は歓迎です。

  2. 現在でも東加古川から朝夕の渋滞が酷いのに全開通後は加古川バイパスの渋滞がさらに酷くなるのでは。
    加古川バイパスの渋滞緩和が先のような気がする。まずは有料にすべきと思う。

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