関越道上り「前橋IC」はなぜ混むのか? “ロング出口車線”さらに延伸で渋滞軽減なるか
関越道上り前橋ICの出口車線が、さらに約1.2km延伸します。渋滞しやすいこの場所の流れは、今後スムーズになるのでしょうか。
出口車線が約1.8kmに延伸
NEXCO東日本高崎管理事務所は2023年3月9日、関越道上り(東京方面)前橋ICで、出口車線の延伸部の運用を3月23日13時頃から始めると発表しました。
関越道上りは前橋ICを境に2車線から3車線に増えますが、同IC付近では、夏休みや大型連休、行楽・スキーシーズンなど交通量の多い時期に渋滞が発生しています。
NEXCO東日本によるとこの主な原因は、前橋IC手前で本線の下り勾配が緩くなりクルマの速度が低下することと、前橋ICから出るクルマが減速するためといいます。
そのため、渋滞対策としてICの出口車線を長くする工事を進めており、2021年4月にまず約0.6kmを延伸していました。
今回はさらに手前へ約1.2km延び、前橋IC手前に計1.8kmの出口車線が完成します。
NEXCO東日本は、出口車線の延伸により、前橋ICから流出するクルマの早期の車線変更が可能となり、渋滞ポイントにおける円滑な交通を確保し渋滞軽減が期待されるとしています。
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