トヨタ「セリカ復活」なるか!? 豊田社長が「淡い想い」を佐藤新社長に託す! 新城ラリーで語った
全日本ラリー第2戦「新城ラリー2023」が開催されました。そこではトヨタの豊田章男社長がトークショーに登壇しましたが「セリカ」に対する想いを語っています。
セリカ復活はあるのか? 豊田章男社長が淡い想いを語った
かつてトヨタが販売していた「セリカ」の復活が噂されていますが、新城ラリー2023にてトヨタの豊田章男社長から今後を仄めかす発言がありました。
2023年3月4日-5日に開催された新城ラリー2023は、1月26日に豊田章男氏(モリゾウ氏)社長を退任して会長に就任することが明かされてから初の公の場となります。
一方、SNSではトヨタの新社長となる佐藤恒治氏の夢が「人生の夢はセリカ復活」と投稿されたことで話題となっていました。
今回、新城ラリー2023のトークショーにて「今後のセリカ」の話題に触れました。
初代セリカは初代が1970年に登場。その後、2代目(1977年)、3代目(1981年)、4代目(1985年)、5代目(1989年)、6代目(1993年)、7代目(1999年)という歴史を経て2006年4月に生産終了となっています。
また歴代セリカはラリー競技も幾度となく参戦しており、なかでも4代目・5代目・6代目にフルタイム4WDを採用した「セリカ GT-FOUR」が設定されました。
さらに快適装備を省いてクロスレシオのマニュアルミッションを採用したラリー競技ベース車「GT-FOURラリー」もラインナップされ、1993年から1994年にはセリカ GT-FOUR(ST185)がドライバーズタイトル&マニュファクチャラーズタイトルを2年連続で達成しています。
そうした背景に加えて、今回の新城ラリー2023では「TOYOTA GAZOO Racing WRT」のチーム代表にヤリ-マティ・ラトバラ氏が愛車の「TOYOTA CELICA GT-Four ST165」を操ってデモランを披露しています。
そこでトークショーの司会を務める森田京之介氏が「今回のデモランでラトバラさんがセリカを乗りました。このセリカというクルマに対してのモリゾウさんの思い入れみたいなものはあるのでしょうか」と質問しており、モリゾウ氏は次のように述べています。
「そりゃありますよ。あのセリカというクルマがね。もう 1 回欲しいなって感じがしますよね。
しかもデモランでラトバラさんの隣に乗るとよりそう思います。
あのセリカが WRCで以前活躍もしてましたし、そういう意味ではラリーファンにとってもあのカローラ、ヤリス、そしてセリカっていう名前がやっぱりものすごく、想いのある名前だと思うんです。
トヨタはいろんなクルマを一時生産終了させてしまった時代もあります。
でも、最近ではロングセラーのクルマが復活してきましたので、そういう流れを是非、佐藤新社長が引き継いでくれるんじゃないのかなと、淡い想いで期待をしております」
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このようにセリカというクルマは、トヨタのラリーにおいて重要な存在と言えます。
今回はあくまでもモリゾウ氏としての想いに留まりますが、最近のトヨタの即断即決を思うと、もしかしたら「セリカ復活」も期待出来るかもしれません。
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