新型軽SUV「デリカミニ」発売前から「ゴツ顔」強調のアゲ系カスタム完成!? 1名分の「寝床」付き全部ノセ仕様に
三菱は新型軽SUV「デリカミニ」の2023年5月正式発売に先駆け、ハードな仕上がりのカスタムモデル「SNOW SURVIVOR(スノーサバイバー)」を先行公開しました。外観や足回りまで手を加えた本格オフローダー仕様です。
正式発売前にハードな仕上がりの本格オフローダー仕様を公開
三菱は2023年5月に、新型軽SUV「デリカミニ」を発売する予定ですが、それに先だって早くもカスタム仕様「SNOW SURVIVOR(スノーサバイバー)」が公開されています。
雪道走行を可能とするリフトアップやオフロードタイヤ装着に加え、フロントガードバーやルーフキャリア、さらには車中泊用のベッドに至るまで、かなり気合の入ったカスタマイズが施された新型デリカミニ スノーサバイバーについて紹介します。
新型デリカミニは、現在軽乗用車の中でも高い販売シェアを占める「軽スーパーハイトワゴン」カテゴリーへ新たに参入するニューモデルです。
コンセプトは「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」。
誕生から50年以上の歴史を誇る三菱を代表するブランド「デリカ」を名乗り、兄貴分の個性派クロスオーバーミニバン「デリカD:5」の弟分として、SUVテイストの力強いデザインや大径タイヤが与えられました。
正式発売を前にした2023年1月、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2023」で実車を初公開するとともに、先行予約の受注もスタートしています。
三菱によると、予約開始からおよそ半月が経過した1月31日時点で約4000台の受注を集めたといい、正式発表を前に早くも好調な立ち上がりを示しています。
また東京オートサロン2023の三菱ブースには、市販予定モデルに加え、2つのカスタムモデルも参考出品されました。
そのうちの1台が、ハードなカスタマイズを加えた新型デリカミニ スノーサバイバーです。
外観では、デリカ専門店のオートフラッグスが手がけた「DANSYAQフロントバンパーガード」に加え、IPF製ワーキングライトを装着した「BUSTERSルーフラック」や「BUSTERSリアラダー」などが備わり、ハードなムードが満点です。
足回りでは、PADOKKU製「POSオリジナルリフトアップキット」を装着し、トーヨータイヤ製のオフロードタイヤ「オープンカントリー」との組み合わせで、2インチのリフトアップを実現させるなど、雪道などの悪路走破性が高められています。
さらに室内には、ソロキャンプユーザーの車中泊利用を想定したシングルサイズのベッドキット「HINOKIシングルベッドキット」(クラフトAOI製)が備わります。
会場ではさらに、人気アウトドアブランドColeman(コールマン)」とのコラボモデル「デリカミニ × Coleman(デリカミニ ミーツ コールマン)」も展示され、それぞれ来場者からの注目を集めていました。
東京オートサロン会場の説明員は次のように話します。
「ベッドキットや各種カスタムパーツについては、あくまでも参考出品という扱いです。
来場者の方々の声を聞きながら、今後に向けた検討を重ねていきます」
反響次第では、車中泊用ベッドなどのパーツが純正アクセサリーとして採用される可能性も十分にありそうです。
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新型デリカミニのラインナップは、660cc 直列3気筒 DOHC自然吸気エンジン搭載の「G」「G Premium」と、同ターボエンジン搭載の「T」「T Premium」の4タイプ。
それぞれFF(2WD)と4WDが用意され、販売価格(消費税込み)は、約180万円から約225万円を予定しています。
三菱では、最新のEVやPHEVを展示する体感イベント「PHEV FUTURE PARK」に発売前の新型デリカミニを出展中で、市販予定モデルに加え、東京オートサロン会場に並んだカスタム仕様も展示されます。
今後2023年3月には大阪、札幌などを巡る予定です。詳細は三菱の公式Webサイト上に掲載されます。
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