渋滞「25km以上」を予測 4月に新名神で集中工事 延長32kmの通行止めも計画

新名神高速の四日市JCT~草津JCT間などで集中工事を実施へ。期間中は車線規制などに伴い、長い渋滞が予測されています。

2週にわたり昼夜連続車線規制

 2023年4月に、新名神高速で昼夜連続の車線規制や夜間通行止めなどを伴う集中工事が行われます。期間中は最大25km以上の渋滞が予測されており、利用する際は注意が必要です。

標識点検のイメージ(画像:NEXCO中日本)
標識点検のイメージ(画像:NEXCO中日本)

 工事の区間は、四日市JCT~草津JCT間と、亀山JCT~亀山西JCTの各上下線です。

 このうち昼夜連続の車線規制は、菰野IC~草津JCTと亀山JCT~亀山西JCTの各上下線で、土休日を避けた4月10日0時から15日6時までと、17日0時から22日6時まで実施。

 夜間通行止めは、上りの草津JCT→甲賀土山IC間(延長32.1km)で、4月11日20時から翌12日6時まで。

 夜間IC閉鎖は、甲南ICの上下線出入口で、4月10日から13日までの4夜間、各日20時から翌6時まで行われます。

 そしてこの交通規制に伴い、新名神では長い渋滞が予測されています。

 上り名古屋方面は、早朝から深夜にかけて亀山西JCT付近を先頭に最大25km以上、信楽IC付近を先頭に最大10km以上。

 下り京都方面は、信楽IC付近を先頭に最大15km以上、亀山西JCT付近を先頭に最大5km以上となる見込みです。

 工事を実施するNEXCO中日本とNEXCO西日本は、東名・名神、名阪国道、東名阪道、一般道などへの迂回や、公共交通機関の利用を検討するよう呼び掛けています。

 また、4月11日の夜間通行止め時に一般道へ迂回して高速道路の指定IC間を乗り継いだ場合、新名神を直通利用した場合より高くならないよう通行料金が調整されます。

 集中工事は、舗装や、橋の路面を支える床版の補修、路面清掃、草刈り、トンネル設備や標識の点検などが行われます。

 また、6車線化に向けて拡幅工事で必要となる仮設防護柵の設置や、支障となる門型標識の撤去・移設も計画されています。

【画像】新名神集中工事の「期間・区間」を図表で見る(16枚)

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